エネルギー自給のための機器を揃えよう② 出版#7

第二章 オフグリッドに必要な機器

エネルギー自給のためのアイテム

太陽熱温水器(15〜25万円)

オフグリッドでエネルギーの自給を目指すといった時に、まずは電気をと思いがちだけれど実は生活の中で電気エネルギーよりも熱エネルギーの方がはるかに消費量が多い。給湯と暖房だけで全体の7割も占めるそう。だから実はこの給湯、暖房エネルギーをいかに自給するかということをまずは考えた方がいい。熱源として利用するのはもちろん、太陽光と薪である。

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太陽熱温水器という装置はきっと多くの人がその存在は知っているところだと思う。太陽の熱で温水を作り、台所やお風呂に給湯する装置のこと。コレ、本当に優れているからぜひみんな導入した方がいいよ。夏場は80度以上のお湯が沸き、冬場でも40度以上のお湯を作ってくれる。太陽の熱だけで。太陽熱温水器の太陽エネルギーの変換効率は40%。ソーラーパネルはせいぜい15%だからものすごく優れているのがわかると思います。

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画像引用;Eneleaks/太陽熱温水器を忘れていませんか?太陽熱温水器の魅力を再発掘!

太陽熱温水器の集熱部分には2種類あって黒い樹脂っぽい素材とガラス真空管。ガラス真空管タイプは集熱性と断熱性に優れ、翌朝まで温かさをキープする。少し値が張るけれどそれだけの価値はあると思う。太陽熱温水器の販売価格は200Lタンクで15万円〜25万円。300Lタンクで30万円前後。我が家は四人家族で200Lタイプのものを使用しているけれど、お湯張りとシャワーどちらも使うとなるとちょっと足りない感じ。足りなくなったら石油ボイラーに切り替えて使用している。

太陽熱温水器による年間の節約金額は1万円以上と言われているから、ほんの十数年で元が取れてしまう。自作にもちょっと挑戦してみたけれどこれは「買った方が安い」部類の商品だと思う。また、現在では使われていない太陽熱温水器が田舎にはたくさん転がっていて、致命的な損傷さえなければ再利用できることが多い。「屋根から降ろしてさしあげますよ」なんて声をかけるだけでタダで手に入ることがあるからぜひ目を凝らして散歩してみてほしい。

太陽熱温水機の予算

200Lタイプ 15〜25万円
300Lタイプ 30万円前後