2週間弱のマレーシア旅から戻ってきました。
いや〜やっぱり日本はいいね!美しい。
というか我が家の快適さ、眺望の良さよ。
いや〜やっぱり落ち着く。
このまま日本に住み続けたい気持ちはありつつも、でもやっぱりマレーシアに引っ越すことになりそうです。気持ちは固まりました。
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思ったより都会で快適だった
クアラルンプール中心部は思ったより都会で便利でした。
街の至る所に高層ビルとハイブランドショッピングモール。
はい、ワタクシこういう場所には用のない人種です。中心部には住めないと思った。
中心部から車で30分ほどの郊外に「スバンジャヤ」という街がありまして。
ここのSS17という地に降り立った時にピンと来たんだよね「あ、住みたい」って。
街を歩いた感じ、すごくよかった。
住宅街の中に公園が点在していて、小さな個人商店の果物屋や飲食店がポツポツとあって。
平和。
平和でありながら、道を挟んだ向こうには中規模のショッピングモールがあるので全く不便はない。
「ここだ」と決めました。
のちにお世話になる日本人シェアハウスもこのスバンジャヤSS17付近に位置していてオーナーさんが「ここええやろ〜」と関西弁で熱く語っておられました。移住して12年も住んでる人が自慢するくらいの街なので間違いないんだと思います。
メシはうまかったし安かった
マレーシアは多国籍国家です。
「タイ料理屋」「ベトナム料理店」「インドカレー屋」など様々な国籍の飲食店があったのですがどれもガチ本国の人が作っているので本格的です。
このインドカレーは決して食べかけではないです。新品でこれです。隣の席の人は手で食べてたのでお客さんもガチです。ちなみに500円くらいでした。激安ぅ。
マレーシアに行ってみて特に感動したのが通称「経済メシ」と呼ばれるものです。
こんなふうにバイキング方式になっていてそれぞれに「スプーン1杯/トング1掴み=2リンギット」みたいに値段が決められています。
この日の僕の経済メシはおかず3種盛りで約240円でした。
(これは食べかけだったかも、すみません)
野菜も摂れるし健康にもいい。お財布にもいい。自炊しなくても1日千円以下で生活できそうです。住むなら経済メシ屋さんの近く!と心に決めました。
あと感動したのは「MIXUE(ミシュー)」というドリンクショップがソフトクリーム2リンギット=70円で売ってた!
毎日暑いマレーシア、何度もミシューのアイスで体力回復していました。
(これは5.5リンギット=約200円のアイス+コーヒー)
物価安いのは天国に感じますね。
でも、ついうっかりオシャレなカフェなんかに入ると普通に日本と同じくらいの値段を請求されます。
このパスタ(ボロネーゼ)で1000円くらいしました。くそっ、ちゃんと見て入ればよかった!
学校を見学してきた
息子(長男)がもしかしたらマレーシアに来てくれるかも知れないので、学校の下見もしてきました。
値段帯はさまざまなんですが、ミニマムだと年間50万円前後。
まあ、長男が来ると僕も保護者ビザが取れて、ビザが取れると節税効果で年間200万円くらい浮く計算なので学費についてはちょいと余裕を見てあげたいなと思っています。いや、嘘。ミニマムで行ってほしいです。
暑すぎて熱中症と痛風に悶えた
マレーシア、噂には聞いてたけど暑かった。
暑い中で毎日歩き回っていたら熱中症に何回かなりかけたしそのせいで後半ずっと頭痛かった。
この気候、引きこもりの方々には向いていると思うけど、現場系の方やアウトドア派の方はしんどいと思う。
マレーシアに行ったら絶対運動不足になるので、プール付きジム付きのマンションに住まねば。
ジョギングやってる人は意外に多かったけど僕には無理。5分走ったら倒れてしまう。
あでも、週に3〜4日は夕立(スコール)が降るので、それが上がったあとはスッキリ涼しいです。
僕もスコール開けにバスケしに行きました。
そうそう、この時痛風発症してました。気づかないうちに水分不足になっていたのが原因かと…日本にいる時より意識して水分補給しないとなぁ。
visaはかなりハードル高い
先に移住をされている経営者の先輩に色々話を聞くと、僕が思ってるよりもVISA取得は難易度高いみたい。
一番簡単なのはやっぱり保護者ビザと現地就労ビザ。
経営者が単身で移住するっていうのはかなりハードルが高いみたいです。
デジタルノマドビザっていうのもあるけど申請受理されるまでかなり時間がかかります。
裏技的にビザを発給してもらえるスキームがあるんだけど、それに必要な資金は2年で400万円と言われた、、、
ということでウチの長男くんのほっぺを札束で叩いてでもマレーシアに誘うしかないですねw
オフグリッドは出る幕がない
マレーシアの住居は一軒家みたいなのがほとんどなくて、多くの家が長屋です。リンクハウスというらしいです。
建設途中のリンクハウスの現場があったのですが、コンクリート造りでした。木造じゃないんですねぇ。
高温多湿な地域では木造だとたしかに腐りそうなのでコンクリート造りがよさそうですね
あと太陽熱温水器の普及率を見て回ったのですがほとんどの家で採用されていません。
100件に1件くらいかな。
それもそのはず、マレーシアには湯船という文化がほぼない。ほとんどの家がシャワーしかないんですよ。
お湯の必要量がそもそも少ないのと、あとこちらはガスの産出国なので電気代ガス代が安いということもあって太陽熱温水器は普及してないのではないかと思います。
おそらく同じ理由(電気代が安い)でソーラーパネルの普及率もかなりまだ低いです。
ビジネスチャンスがあるか探りたかったけどこの路線はなしっぽいです。
また、トイレの文化がこっちはかなり違う(=シャワーで流す)のでコンポストトイレも難しそうだなぁ。
バイオガストイレだけはちょっと希望があるかな。
そんなこんなで
マレーシアの現地の空気を肌で感じてきました。
総合的に「住めるなぁ」という感じです。
街自体は都会なのであんまり面白くなくて、後半本気で飽きてました。
しかし!マレーシアはアジアのハブなのでバリにもベトナムにもフィリピンにもタイにもピャッと遊びに行ける。
しかも激安、往復1.5万円くらいで。
旅行のハードルはかなり下がる気がします。
まずはためしに1年くらい住んでみてもよさそうです。