温水薪ストーブでお風呂を沸かす方法

どうも、モーリーです。

先日温水薪ストーブのクラウドファンディングの記事を書きました。

クラウドファンディング達成のご報告とちょっとした裏話

この薪ストーブの「目玉」となる機能のひとつは床暖房。床が暖かいとほんとうに幸せ。

それともうひとつ。「同時にお風呂を沸かすことができる」という機能です。暖房と同時にお風呂が沸かせるなんてとってもエコ。

今日は後者の給湯機能について解説していきます。

基本的な考え:サブタンクが必要です

給湯もできる薪ストーブというものを作りたくてタンク付きのストーブを試作してきました。

お風呂で使うお湯の量はだいたい200L。ということで単純に200Lの容量のタンクを薪ストーブにくっつければお風呂に給湯できるよねという考えで作ったのがこちら。

もちろんこれはシンプルでとてもいい考えではあるのですが効率を考えたときにベストではないと思い至りました。そもそも、こんな大きな薪ストーブを導入できる家は限られてくるので製品デザインとしてもよくなかったなと思います。

そうした試行錯誤の末に結局商品化したものはすっきりスリムなデザイン。

タンクの容量も20L弱ほど。これじゃあお風呂のお湯200Lなんて作れないじゃないか!

そうなんです。だから、200Lの貯湯ができるサブタンクを使うんです。

サブタンクに太陽熱温水器を使おう

薪ストーブとサブタンクの接続の方法はこの図のような感じです。

温水薪ストーブに熱交換器を入れて、サブタンクの中の水をポンプで循環させることで薪ストーブタンクの熱を奪ってサブタンクを温めることが可能になる、というわけです。

さらに、このサブタンクの中にも熱交換器を入れて水道とつなぎ、お風呂に配管することでサブタンクのお湯(熱)をお風呂で使用することができます。

これが、ノーマルな方法です。サブタンク自体は日本で販売されているか微妙なので電気温水器タンクの廃品を流用するのをオススメします(圧がかかるので気をつけてね)。

しかし僕が本当にオススメするのはサブタンクに「太陽熱温水器」を使う方法です。

①自然落下式温水器の場合

②水道直圧式温水器の場合

太陽熱温水器を使うメリット

サブタンクとして太陽熱温水器を使うメリットはたくさんあります。

まず、太陽熱を吸収してくれるので晴れた日は薪ストーブの温水を回さなくてもお風呂が沸きます。=薪の節約、時間の節約

曇りの日でも少しだけ水を温めてくれるので普通に水道水の温度からスタートするよりかなり早くお風呂が沸かせます。

また、真空管式太陽熱温水器は保温力が抜群に良いです。全然温度が下がりません。これが、すごいところなんですよね。集熱はするのに放熱はしない。本当に優秀なサブタンクです。

ただ、全ての太陽熱温水器がこの配管に適応しているかは定かではありません。

僕は日本エコル製のものを使っていますが、これはバッチリこの用途に使えました。

太陽熱温水器についてもっと知りたい方へ

今回太陽熱温水器についての説明はだいぶはしょった記事となりました。

もっと知りたい方はぜひこちらの動画をご参考ください。

温水薪ストーブじゃなくてもお風呂沸かせるんじゃね?

この図のように、温水薪ストーブのタンク内に熱交換器を入れることでストーブの熱を回収してサブタンクを温めるという方法を解説しました。

でもこれって、普通のストーブに銅管入れたらいいんじゃね?と思った方もいるかと思います。

吉田さんがやってた、これですよね。

ただ、この方法だとそのうちに銅管内でお湯が沸騰します。

管内沸騰が起きると配管の接合部が吹き飛んだり、結構危険です。

一度沸騰すると止めたくても止めれないんです。火を消火するしかない。かなり面倒です。

そういった危険性を回避するためにもお湯の中に熱交換器を設置するのがベストなんです。

お湯の中の熱交換器は管内沸騰する可能性0だからです。

そういうわけで、お風呂の給湯には「温水薪ストーブ」が最適な組み合わせとなります。