急遽香川へ〜快適カマドWSに参加!

金曜日の朝、ウンコをしながら徒然なるままにFacebookを眺めていますと僕が人類でいちばんリスペクトしている廃材天国秋山陣さんが「鉄板製のカマド」というページでWSの告知をしているのを見かけました。

廃材天国というのは、建築廃材だけで城のような家を作り、自給自足というより「自給自足NEO」みたいな時代の数歩先を行く生活を送る秋山家の物語。食べ物やエネルギーの自給にとどまらず、「こんなものも手作りしちゃうの!?」といつも驚くばかりです。秋山さん自身、ご自分の生活を「革命生活」と呼び、日々のブログでその生活ぶりやご自身の自給生活の哲学などを発信して多くの人に影響を与えています。全て手作りの生活のノウハウを隠すことなく公表してくれるので僕にとっては陣さんのブログは「教科書」。というよりもはや「バイブル」です。神様です。

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昨年春に一度見学にいった廃材天国はぼくの最終目標。

世の中の「すごい人」は数多かれど、このように「発信」にも注力している方は稀。その文章力もすごくて臨場感溢れる記述にいちいち僕は感動してしまうのです。

それでいつものように秋山さんのブログを開くと、なんと、廃材天国式の「快適カマド」の製作依頼があったので参加者募集とのこと。過去に一度廃材天国さんを訪ねた時に僕がいちばん感動したのがこの快適カマドでした。

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見学の際いちばん感動したのがこの快適かまど。焚き付け以外はガスと同じ使用感。

男は理想に突っ走って「エネルギー自給!」と鼻息荒くしていますが女性はもっと現実的。特に小さな子供がいると普通の家事すら思うようにいかないという状況で「快適さ」重視になるのは当前のこと。僕も無理やり薪生活を取り込んだせいで何度も妻と大げんかという過去がありまして…。

というような背景もあり、この「薪のキッチンでありながら、奥さんがストレスフリー」という夢のキッチンにことさら感動を覚えたのでした。「うちのゲストハウスは絶対このキッチンを取り入れるんだ!」と早い段階から決めていましたので、今回のカマド製作には迷うことなく参加を決意。開催は翌日の土曜日。急だけど、行くと決めたら絶対行く!

日曜日には雨の予報だったので旅人に「すまぬ!」とお願いして古民家の屋根を雨対策。(土もおろしたのが大変だった…)

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これで安心して旅に出られます。隙間があるけど多少の雨漏りは気にしない。ちゃっかり犬の世話も旅人にお願いしました。

カマド製作は土曜日の朝8時からということだったので金曜日の夜10時に我が家を出発し、深夜2時50分のフェリーで四国へ向かいました。

(次回へ続く)