薪ボイラーの作り方①ドラム缶で作る格安薪ボイラー。

どうもこんにちは、モーリーです。

みなさんお風呂は何で沸かしてますか?石油?ガス?エコキュート?

このほかに世の中には「薪ボイラー」なるものがありまして、木材やその他燃えるゴミを燃料としてお風呂を沸かせます。

田舎に移住してそこらじゅうに倒木があるよって人はぜひ薪ボイラー導入を検討してみては。普通の山が宝の山に見えますよ。

僕も熊野という山奥に暮らしていたことがあって、薪ボイラーほしいなと思って一度検索しまくったことがあります。

しかしここで僕は薪ボイラーを買うことをあきらめてしまうんです。その理由をまずは語りますね。

薪ボイラーそのものが高すぎる

調べたことを「日本で購入できる薪ボイラーまとめ」と称した記事にまとめてみました。

日本で購入できる薪ボイラーまとめ

これでわかったのは薪ボイラーは例外的に30万円のものもあるが、50万円以上するのが相場らしい

ということです。

30万円ならまだしも、50万円以上するって相当、手が出にくいなぁ、、、

もちろん、お値段なりの性能はあると思います。実際に僕は200リットルの水が10分の燃焼で10度上昇するのを目の当たりにしました。マジで薪のカロリー全てをお湯に変換しているのだと思います。10分で10度ってすごすぎる。実際に導入している友人も「これは買ってよかった。元が取れる」と言ってました。

でも元…取れるかなぁ?

人は一生に50万円分もお風呂を沸かすのだろうか。いっそ自宅にボイラーなんか入れずに温泉に毎日入った方が

僕はこのイニシャルコストを下げないと薪ボイラーは普及しないと思います。

だって、イニシャルコスト高いくせにその後薪集めや毎度着火の手間やらを要求されるんですよ?

はっきり言いますが今の日本で僕が買いたいと思える薪ボイラーはない。

それで、お金のない僕は自作に挑戦してみました。

格安8000円で自作してみた

ちょっと前置きが長くなりましたが、ようやく本題。薪ボイラー自作の方法をお伝えします。

①燃焼室を作る

まず、ドラム缶2個と時計型薪ストーブを用意します。

1つのドラム缶は時計型薪ストーブの高さよりちょっと大きくなるようにカットします。

ここに時計型薪ストーブを入れるのですが燃焼口と煙突接続分がはみ出てしまうのでその部分をカットします。

こんなふうにすっぽり入ります。

そして、隙間をパーライトで充填します。熱が側面に逃げないようにするためです。

今思うのは、これパーライトモルタルにしておけばよかったなと。

時計型ストーブはいずれ穴があきますのでパーライトの粒が侵入してきます。しかしモルタル化しておくことでブリキが損傷しても形状は維持してくれて機能し続けます。

あとからわかること、いっぱいあるよね。

さて、切ったドラム缶の残りを被せて反転させます。

このプロセスはパーライトがこぼれないように蓋をする、という意味合いでやっているのですがパーライトモルタルにしてしまえばこの蓋は不要になりますね。

時計型ストーブに合わせて天板をくり抜いたら燃焼室の完成です。

②熱回収煙突を作る

煙突へ逃げる熱を回収するのが重要なポイント。

150mm煙突の内側にフレキ パイプを仕込みました。

これに本当はポンプをつければよかったのですが、「温かいお湯は上に移動する」原理で勝手に循環するだろうということでポンプなしでやってみました。

案の定、パイプの途中で管内沸騰してたのでポンプはあった方がよさそうです。

③タンクを作る

タンクはドラム缶を使います。上下1個ずつ穴を開けて、継手を接続します。

継手オモテ側にワッシャーとパッキン、裏側からパッキンとロックナット。

水漏れしないようにしっかりとキツく締めます。ドラム缶が変形するくらい。

ロックナットはこちら。

④全てを接続

燃焼室、煙突、タンクを接続します。

全体図。

これで接続は完了。燃焼室で火を炊いてみるとお湯がじわじわと暖まり始めました。

1時間の燃焼で200ℓの水が30度ほど上昇。

まずまずの結果です。タンクの周りに断熱材を巻いたらまた全然違う結果になると思います。

ちなみに60万円ほどするATOという薪ボイラーは10分で10度ほど温度上昇するので約半分くらいの性能ということになります。

この試作機を購入してくれた方が丸1年以上かな?使ってくれているのですがすこぶる調子が良いそうです。


(臼井健二さんFBより拝借)

だいたい毎日1時間くらい焚いて、家族7人がお風呂に入ったり台所のお湯を賄ったりしているそう。

いやー、活用してくれてて嬉しい!

あ、そうそう実際にお湯を使用するためにはタンク内部に熱交換器をドボンと入れます。

水道と直で接続したらもちろん水道圧でお湯が出るので便利。(タンクのお湯は動かない)

水道と接続が難しい場合は熱交換器方式は諦めて、中のお湯をポンプで吸い上げて出すといいでしょう。

オススメの自給式ポンプはこちら。安くてパワーもあって圧力スイッチもついてる。最強。ただ、耐熱じゃないので60度以下で。

より良い自作方法を検討中

さて、以上が薪ボイラーの自作方法でした。

材料費は8000円。

60万円払って少ない薪でやっていくのか、

8000円で自作して倍量の薪を集める薪奴隷になるのか。

まあ何かの参考になればとても嬉しいです。

次回はもう少し改良型の自作薪ボイラーについて考察を深めたいと思います。

また、太陽熱温水器との比較についても考察をしていきたいと思います。

とりあえず今日はここまで。