こんにちはモーリーです。
僕は電力自給の宿を和歌山で運営しているのですが。
「うちもオフグリッド工事してくれませんか」という依頼がぼちぼち入るようになってきました。
先日その依頼を受けたご家庭で、当初ソーラーパネルは地面にベタ置きという計画だったのですが急遽屋根にのせることになりまして。
なんとかホームセンターに売ってる資材で対応できないかと頭を悩ませてあみだした方法を今日はシェアします!
これ、簡単だし安上がりだしめっちゃいい方法なんじゃないかと。ちなみにこの現場には京都・綾部の沼田さんという電気工事士さんがヘルプに来てくれて、色々と知恵を貸してくださいました。ありがとうございます、沼田親方!
パネル側面にアングルを固定する
ソーラーパネルって不親切な形で、それそのものでは屋根に固定できない設計になっているんですね。多くの場合は下地にレールを渡す方法をとるかと思うのですが。
僕は今回パネル側面にアングルを固定して、屋根に直接パネルを固定できるように改造するという作戦をとりました。
アングルとはこういうやつです。
こいつを、パネル側面にボルトで固定していきます。
パネルの側面はアルミ素材のフレームです。まずは鉄鋼ドリルで穴を開けていきます。
穴を開けたところをボルト・ナット・ワッシャーで固定します。
この作業を両サイドに施します。上下の2面でもOK。
ブチルゴムとジャックポイントで屋根に固定
この造作をパネルに加えたら、いよいよ屋根に登ります。
アングルが乗る場所にブチルシート(両面粘着)を貼り付けます。
ブチルシートを貼ることで、ビスを打ち込んだ時の隙間がなくなって雨漏りを防ぐことができます。
ブチルシートの上にアングルが来るように置いて仮固定。
それからジャックポイントというシーリング付きの鉄工ビスで上から打ち込んでしっかり固定します。
最後にコーキングをして防水して仕上げます。屋根の防水には「変成シリコン」がいいみたいです。
まとめ
以上がパネルを屋根に固定する方法になります。
今回の依頼の現場では屋根が瓦だと聞いていたので「地面にベタ置きでいきましょう」ってことになってましたが一部鉄板屋根の部分があったので急遽変更させてもらいました。
鉄板屋根なら素人でも全然パネルを設置できますね。
じゃあ瓦屋根の場合はどうするのか。僕もまだ経験がないので答えを持ち合わせてはいないのですが廃材天国・秋山陣さんのこの記事を参考にしてみるとヒントを得られるかもしれません。
というわけで今回は以上です。オフグリッドに関する質問などありましたら僕のtwitter@yusukemori87から絡んでくださいね(^ ^)