停電時に便利な「インバーター」車から100V電気を取り出して台風を乗り切ろう!

台風により祖母の一周忌出席を断念。熊野からこんにちはモーリーです。

台風24号が近づいていますね…


前回の台風では各地で停電が続きました。和歌山県内では1週間ほど電気が使用できなかった地域がかなりあったようです。

そういった方々のために「ポータブル電源」をお勧めしたところ「役に立った!」とたくさんの感想をいただきました。

ポータブル電源の中でいちばんのオススメはsuaoki”PS5B” その機能を紹介します!

今日は停電時にもっと活躍するであろう「インバーター」を紹介します。車を持っている人なら高価なポータブル電源を買うよりインバーターを持っている方が災害時の用途としては便利かもしれません。

インバーターとは;これがあれば車が発電機になるよ!

ほとんどの自動車には「シガーソケット」が装備されています。

シガーソケットとは車のバッテリーから12V電源を取り出すための、コンセント差込口のようなもの。

「シガーソケット フリー素材」の画像検索結果

ケータイの充電用にこのシガーソケットを利用している人は多いのではないでしょうか。

充電には「USBカーチャージャー」と呼ばれる商品を使用します。安価で入手できてDAISOでも販売されているんですよ!

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実はこの「usbカーチャージャー」の代わりに「インバーター」を挿すと、シガーソケットから100V交流の電気を取り出すことができます。つまり、一般の家電を動かすことができるのです!

「車 インバーター」の画像検索結果

つまるところインバーターとは車のバッテリーに溜まっている12V直流の電気を、100V交流に変換してくれる機械のことなのです。

車の発電量ってどのくらい?

さて、インバーターを使用すれば車のバッテリーに溜まった電力を100V交流に変換して一般家電を使用することができます。さらにエンジンをかけてアイドリングし続ければ発電もしてくれるのでガソリンが尽きるまで電気を使い続けることができます。

しかし

消費電力量車の発電量

であるならガソリンが尽きる前にバッテリーが先に空っぽになってしまいます。

では、車の発電量はどのくらいなのか。

それは車に搭載されている「オルタネーター」の発電能力によって規定されます。

一般的な軽自動車のオルタネーターの発電能力は50A仕様なのだそうですが、それは3000rpm走行時の基準であって、アイドリング時(800rpm時)は20Aくらい。つまり、12V×20Aで240Wの発電量。

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画像;オルタネーターの発電量と車の消費電力

普通自動車はオルタネーターが70〜100Aのものが多くて、6割減とすると30〜40A。発電量にして360〜480W程度になるでしょうか。

このくらいの消費電力であれば、アイドリングしながら持続的に電気を供給することが可能です。もちろん、それ以上の電力を消費することも可能です。ただ、バッテリーが空っぽになる可能性が出てくるので使用は気をつけてくださいね!

追記;知人からのご意見

Oさん

車は発電した電気を自己消費(プラグ発火やシステム駆動など)するから、その分を割り引いて考えておく必要があるよ。アイドリング状態だと、外部に出力できる電気はほとんど残ってないんじゃないかな。検証してみて!

なるほどー!自己消費分を差し引くとどのくらい発電量残るんだろう。車種によって違うと思いますが、持続的に取り出せる電力は理論値よりも少ないでしょう。

どんなインバーターを選べばいい?

電力の上限

インバーターは使用できる電力量の上限が決められています。

たとえば上限300Wまでのものであればテレビは見れますが洗濯機は動かせない、などの制約があります。

以下に一般家電の消費電力一覧を載せておきますので必要な最大電力を算出してみてください。同時使用する可能性があるものどうしで足し算するといいかと思います。

家電製品
消費電力(W)
家電製品
消費電力(W)
冷蔵庫(常時) 150-600W ドライヤー 800-1200W
トースター(加熱時) 1000W アイロン 1200W
電子レンジ 1300W 掃除機 1200W
電磁調理器(卓上) 1200W コタツ 600W
自動食器洗い機 1300W 電気カーペット 500-800W
炊飯器 300-700W ハロゲンヒーター 500-1000W
炊飯器(IHタイプ) 700-1300W 加湿器 300-500W
ホットプレート 1300W 液晶テレビ(32型) 150W
洗濯機 500W プラズマテレビ(32型) 240W
洗濯機(乾燥機能) 800-1000W ブラウン管テレビ32型 210W
掃除機 1000W デスクトップPC 150-300W
扇風機(ACモーター) 50W ノートPC 50-150W
扇風機(DCモーター) 5W~20W

正弦波と擬似正弦波

インバーターには正弦波タイプと擬似正弦波タイプがあります。正弦波は電力会社が送電するAC電力と同じ波形をしているのでほとんどの家電が使用できます。

擬似正弦波は以下のように波形が異なるので、使用できない家電があります。

正弦波の波形イメージ擬似正弦波の波形イメージ

引用;正弦波と擬似正弦波の違い/蓄電システム.com

正弦波のインバーターの方が若干値段が高いのですが、間違いはないので正弦波を買うことをお勧めします。

お勧めのインバーター

オフグリッド生活をしているのでインバーターはいろいろ試してみましたが、これまでのところで一番お勧めできるのはこちらの商品です。これは間違いない。

音も静かだし、電源の電圧が下がれば自動で警報を鳴らしてくれて(10.2~10.8V)、もっと電圧が下がると遮断してくれます(DC 9.5V)。申しぶんない機能。とっても優秀です!

ただ、1000Wも取り出せるので少々高価です。下位クラスのものは多少安価で入手できます。

このシリーズは使用したことがあるので「これはいいよ!」と自信を持って言えるのですが、正直、インバーターって正しい選び方が未だにわからないんですよ。

同じスペックでも全然値段が違っていたり。いろいろ試してみたけど安物はファンの音がうるさかったり、すぐに壊れたり、といったことがありました。購入前にしっかりレビューは読んでおいた方が間違いないです。

まとめ

そういうわけで災害時に備えて一台は持っておきたい「インバーター」。

車から家にコードを引くために合わせて買いたいのは「延長ドラムコード」。

インバーターとドラムコードがあれば数日間の停電くらいなら対応できるでしょう。

車のバッテリーをスペック高いものに変えておくとより安心できますね。

また、いっそのこと発電機を購入しておくのもいいですね。

ガソリン式発電機に抵抗のある人は、ガスボンベで発電するタイプなんかもありますよ。

それではみなさん最大の警戒をして今度の台風を乗り切りましょう!無難・小難を祈ります!