著者プロフィール

このブログを運営しているモーリーこと森雄翼の自己紹介をさせていただきます。超長くてすみません。ご興味を持ってくださりありがとうございます!

出身など

1989年(平成元年)8月7日生まれ。熊本県水俣市出身。小・中・高ずっとバスケ少年。高校時代に読んだ本「世界がもし100人のむらだったら」を読んで環境問題、とりわけ食料問題について自分が生きてるうちに解決しようと決意。特に日本の少量自給率の低さと、そのくせ食品ロスが多いという実態に怒りと使命感を覚える多感な高校生でした。
だからまずは日本の自給率をあげたいと思い、その頃先進的だった室内栽培だとか、遺伝子組み換え技術とか、東南アジアの緑の革命とか、とにかく生産性をあげる研究が素晴らしいと感じていた(今はそう思わないけれど)。
それで、大学は農学部に進学しようと決意。偏差値Eランクの水俣高校から京都大学農学部へ奇跡の合格。めっちゃ勉強しました。

 

学生時代

高校時代の決意はどこへやら、よくある大学デビュー的な感じでちゃらんぽらんな生活になっていきました。大学二回生の頃から三条花見小路「はるみや」に入り浸り皿洗いをしては飯を食わせてもらって過ごしていました。そのはるみやのお客さんが当時「アコギな」人々がかなり多くて、まあ、いい意味でも悪い意味でも多彩な経験を積みました(笑)。ヤクザもいたし成金社長もいたしキャバ嬢もいたしニートもいた。喧嘩もしたし裏切りもあったし恋もしたし一時出入り禁止にもなって…。京都の思い出はほとんどがはるみやで過ごした日々のこと。毎晩お客さんに連れられて祇園の街へ繰り出していたのもいい思い出です。

そんな日々の中で、自分の決意を思い出させるある出会いに恵まれます。

 

北海道ヒッチハイクの旅

大学二回生が終わった春休みにヒッチハイクの旅に出ました。春休みといっても2月だから北海道はまだまだ冬。極寒の地に僕は往復の航空券と3万円の貯金だけを持って何をするでもなく訪れてみたのです。新千歳空港を降り立って目指したのは札幌。人生初のヒッチハイクです。

すぐに車が停まったのですが、それがBMWの高級車でした。車に乗せてもらい、貯金が3万円しかないと伝えると「北海道の冬をナメるな!」と。それでちょっと待っとけと。何やら各方面に電話をかけている社長(あ、いくつもの会社を経営する社長さんでした)。何を話してたんですかと聞くとお前にマンションを用意してやったぞと。タダで貸すのもあれだからウチで皿洗いでもしなさいと。

そうして僕は飲食店で皿洗いさせてもらいながら札幌ススキノという街で約一ヶ月間滞在しました。その社長にも頻繁に遊びに連れて行っていただき