旅人大活躍!古民家屋根おろし

いま、紀南地方に移住したいという若者が我が家に滞在中。大阪からきた西尾くん。ほんのり松田龍平風。

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(彼は毎食2合の米を食べます。燃費悪っ!)

彼はテント担いで原付で紀南地方を回っています。大学を中退して移住先を探しているとのことで、学生時代から田舎ぐらしをしようと決めていたようです。現在24歳。いい歳して就職もせずふらふらしてる。おまけに学歴もない。田舎においてあまり理解されない人種かもしれないけれど、僕はこういうやつ大好き。で、改装中のボロ古民家でよければということで泊めてあげています。大雨の日にやってきて「すき家食べたい」ということでずぶ濡れで新宮まで片道30キロの道中をバイクで走っていきました。ただ者ではない。

「古民家手伝いたいっす」「DIY大事っすよね」って言ってくれたので日当5000円あげることにしてコキ使うことにしました。さあ手始めに地獄の屋根おろしでもしようか…。

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にしお君との仕事はかなりやりやすかった。とても動きがいいし、気がきく。3人かかって1日かかるだろうなという仕事を二人でやっつけてしまった。旅人すげー!

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この屋根おろし、かなり筋力を使うので休憩に内装を剥がす作業を並行して進めました。不思議なんですけど、いっつも一人で内装剥がしを塞ぎ込んでやってて「辛い。」と思ってたのですが、屋根おろしの休憩としてやるとめちゃくちゃ楽しい!ちょうど僕が高校生時代に部活の気休めに受験勉強してて「楽しい!」って思えたのと同じ感じ。

つらい作業はひとつだけ単独でやるんじゃなくて、組み合わせてやることが重要なんですね〜。

旅人はこのあと一週間くらいいてくれるらしいのでこのペースだと屋根作業が終わってしまうかもしれない。こりゃとんでもねー助っ人だー!!(旅人には優しくしようそうしよう)

夜は移住者のお友達、津島夫妻が遊びに来てくれて一緒にごはん食べました。労働はビールを美味しくするための遊び!!乾杯が多いほど人生は豊かだ。IMG_0272

(翌日の土降ろしで大苦戦することになろうとは露知らず…)