屋根の改修も残すところガルバリウムを貼るだけとなり、いよいよ内装の方に着手していく段階となりました。
そこで、内装のイメージを一緒に考えてもらおうと和歌山在住の絵描き兼設計士ウッキー富士原氏をお招きしました。
ウッキーさんは和歌山市内のリノベーション界隈では有名な方。
これまでのリノベーション事例としては
・ヌメロオンセ
・カサデチャ
など。ほかにも教えてもらったけど店名がどれも難しくて覚えられなかった…
廃材を主に利用してリノベーションしていくのだそう。完成が予想できなくて楽しそう!
今回は二日間の滞在で絵を描いてもらいました。
二日間みっちり絵を描いてくれるのかと思いきや…
なんと現場が散らかりすぎていて「掃除指導」をみっちりしてもらってしまいました…!!
ちゃんと掃除しないとイメージも描きにくい。
「ちゃんと掃除しといてねって言ったじゃん」
は、はい…。
自分のだらしなさを痛感。せっかく和歌山から片道4時間弱かけてきてくれたウッキーさんにまでほうきを握らせる始末。ああ、掃除はきっちりせなあかんよ…
途中、那智勝浦のぺいくんも合流。
設計がウッキー氏、大工がペイ君、といった布陣。
ペイ「え、なんで全部壁の土落としてんの?」
森「え、なんかのブログか本で『リノベーションの心得;まず全てを剥がすこと』ってかいてあったのを見かけたから…」
ウッキー「そんなの金持ちのやり方だよ!!」
森「そうだったんですか…!」
ウッキー&ペイ「使えるものは使うんや!!」
ペイ「それがオフグリッドの『精神』っちゅうもんやろ」
森「は、ははぁ…!!」
ペイ「屋根はの色は何色にするん?」
森「黒です。他にも白とかグリーンとか選択肢はあったけど」
ペイ「なんで黒にしてもーたん!色が違うだけで断熱が25%くらい違うらしいで。」
森「完全に見た目で決めてしまった…」
ペイ「あのなあ、オフグリッドってどういうことかわかってるんか?断熱、蓄熱、風通し…理想だけじゃオフグリッド生活はできひんぞ」
ウッキー「オフグリッドでエコなので我慢してください、ってお客さんに言うゲストハウスじゃ客はこないよ〜」
森「な、なんと…!」
と、半ばお説教をくらいながらのブレインストーミング。
ぼく半泣き(T ^ T)
自分の不勉強さを痛感しました…。もう後に戻れないところもあり、やっちまった感。
むむむ…
でも、それにしてもいい布陣だと思う。ぼくなんかより数百歩先を歩く人生の先輩方。
まあなんとかなる。このメンツなら。
そしていよいよウッキーさんはアイデアを紙に落とし込む段階。
ぼくと旅人は外の掃除を終えてウッキーさんもイメージがある程度完成した様子。
ラフスケッチが書きあがりましたー。ウッキーさん、ほんとにありがとーです!
これに色をつけて完成。
2日後に和歌山まで受け取りにいきます。
「絵本風に仕上げる」とウッキーさん。
完成がたのしみー!
追記;完成品を受け取りに行きましたー!物語が始まる予感!素敵な絵をありがとうございます!!