オフグリッドの始め方

このページではオフグリッドのほぼ全ての知識を無料で完全公開しています。

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オフグリッドとは?

グリッドとはGRID=送電線、それをOFFすること、つまり電線を断ち切って電力を自給するライフスタイルをオフグリッド(OFF-GRID)と言います。最近は電線だけでなく、地下下水網や水道管、都市ガスパイプなどあらゆる「GRID」から切り離すこともオフグリッドと呼びます。

ここでは個人でも簡単に電力オフグリッドを始めることができるように、全ての知識を無料で公開しています。ぜひご参考にどうぞ!

解説者モーリーとは

こんにちは!僕はモーリーと申します。和歌山県でゲストハウスikkyuという宿を営んでいるのですが、完全オフグリッド・電力自給で運営しています。僕は鹿児島のテンダーさんという方からオフグリッドを教えていただき、それから自分でもオフグリッドを広めるWSを全国で開催するようになりました。

さまざまな体験、失敗などから学んだことをみなさんにお伝えできたらと思います!

「ゲストハウス ikkyu」の画像検索結果

じゃあ、始めますよ!
まずは「なぜソーラーパネルを使うのか」

について勉強しよう。

ソーラーパネルを否定する人も世の中には多くいます。その理由の多くは

①寿命の問題②廃棄処理の問題③有害物質の問題。

まず、ソーラーパネルの寿命は20年と誤解している人が多くいますが実はその倍以上に長いです。年々劣化はしますが、劣化率は0.5%/年。つまり100年後も100Wパネルは50Wくらいは発電してくれるのです。これを3割程度劣化したところで「寿命」と定義しちゃう社会の方がおかしいですよね。また、パネルのリサイクル率は2017年時点で95%(参考)。車の再資源化率が6割程度であるのと比較するとすでにリサイクル技術は確立されていると言っていいでしょう。最後に有害物質についてですが、カドミウム・テルル系の有害物質を使用したソーラーパネルは確かに発電効率がいいのですが、数あるソーラーパネルメーカーの中でカドテル系パネルを製造する会社はわずか1社(ファーストソーラー社)。国内では販売・製造されておらず、有害化合物系パネルの数は全体のパネルのうち1%にも満たないのです。

とはいえソーラー発電が「ベスト」とは言えません。過渡期の技術だと思いますが現状の最良ということで、現時点ではパネルを採用したいと考えています。

さあいよいよ実践編。

オフグリッドの基礎知識を身につけよう!

オフグリッド自家発電に必要な機械。それは

①ソーラーパネル
②バッテリー
③チャージコントローラー
(④インバーター)

です。まずはこれらを揃えよう!

あなたの家には何Wのパネルと

何Whの蓄電池が必要?

計算してみよう!

さあ、必要な機材がわかったから早速ソーラーパネルを買おう!...と早まることなかれ。まず、あなたの家に必要なソーラーパネルは何Wですか?

3日間雨が続いても停電しないシステムを設計するには何Whの蓄電量が必要ですか?というかそもそも「Wh(ワットアワー)」という概念知っていますか?

自信がないというかたはまずはこちらの記事で少し勉強してみましょう!計算はそんなに難しくないですよ〜

完全オフグリッドは初期投資が大。

セミオフグリッドなら

少ない投資で始められるよ!

 

送電線を完全には「オフ」しない、セミオフグリッドという考え方があります。「電源切替機」というモノを使います。バッテリーの電気が使えるときはオフグリッド電力を優先し、バッテリーの蓄電量が弱くなったら自動で商用電源に切り替えてくれるという装置です。

これがあることで無理のない範囲でパネルやバッテリーを揃えることができます。「フルオフグリッド」だと停電を避けるために多くの資材が必要になります。セミオフグリッドはそんなハードルを下げてくれるのでこれから始める人にぜひ知ってほしい概念です。

オフグリッドなゲストハウスikkyuの

設備を参考にしてみる?

僕が和歌山県で運営しているオフグリッドなゲストハウスの実際の設備を公開しているので参考までにぜひご覧ください。何Wのパネル、何Whの蓄電池を導入しているか、それからかかった費用なども公開しています。

我が師テンダーさんも言ってましたし僕もそうなんですが2系統以上に分けるというのはひとつのポイントかもしれません。系統を分けることで片方がダウンしてももう片方は生きているというリスク回避にもなりますし、1系統にしてしまうとスペックが大きくなりすぎて対応するチャージコントローラーが限定され、高価になってしまうといったことがあります。

実際に機材を購入しよう!

ここまでである程度のオフグリッド設計はできましたでしょうか?まずは設計がとっても大事です。以下の記事をしっかりと読んでさらに綿密な設計を行ってくださいね。

ソーラーパネルはネットでとても安く購入することができます。ヤフオクで中古のものを探すのもいいですし、ソーラーオフさんは中古・新品の良質なパネルを多数取り揃えています。

バッテリーは非常に難しいのですが、無難にamazonでACDelco M31MFを購入するか、あるいはNPO「非電化地域の人々に蓄電池を送る会」の中古バッテリー販売コーナーにて探すのがいいかと思います。特にNPOの2Vとか4Vとか6Vの低電圧バッテリーはかなりオススメです。

チャージコントローラーはamazonがいちばん最安でラインナップも豊富なのでオススメです。ちょっと値段が高いのですが「蓄電システム.com」さんもオフグリッド関連資材を豊富に取り揃えています。

その他必要な機材を揃えよう

パネルやバッテリー、チャージコントローラー以外にも必要な機材があります。解説付きで一覧にしているのでご参照ください。

さあシステムを組み立てよう!

さて、必要な物品は揃いましたか?それでは実際にシステムを組み立てていきますよ。その前にパネルを屋根に載せなければなりませんね。ついでに屋根の上で Y字コネクタでパネル同士を接続しちゃいましょー。

ソーラーパネルの並列・直列接続

(動画で解説予定★)

 

バッテリーとチャージコントローラーを繋ぐ

(動画で解説予定★)

パネルとチャージコントローラーを繋ぐ

(動画で解説予定★)

 

電気を取り出そう!

さて、パネルとチャージコントローラーとバッテリーを接続できたらオフグリッドはできたも同然です。

ここから、電気を取り出す作業を解説します。チャージコントローラーから取り出す方法と、インバーターから取り出す方法があります。

チャージコントローラーから取り出す電気は直流で、バッテリーの電圧と等しくなります。

インバーターは、100Vに変換された電気を取り出すことができます。

チャージコントローラーから電気を取り出す

(動画で解説予定★)

インバーターから電気を取り出す

(動画で解説予定★)

電気配線にチャレンジしてみよう

屋根裏での電気配線にチャレンジ。照明を12V系統で配線してみましょう。ここでは二つの配線技術をお伝えします。実はこの二つさえ覚えておけばほとんど電気配線はできてしまいます。

電線の分岐方法

スイッチの付け方

オフグリッド化する前に

知っておきたい法律のこと

電気工事には「電気工事士」という資格が必要になりますが、30V以下の電気工事には資格は必要ありません。なのでソーラーパネルも30V以下のものにおさえたいところですし、蓄電システムも12Vか24Vがベストです。それ以上のスペックでオフグリッド工事をする際は必ず電気工事士と共に作業を進めましょう。

この際資格を取ってみるというのも面白いかもしれませんね。

12V家電をできるだけ使おう

 

ソーラーパネルからバッテリーに蓄電した電気は「直流」の電気です。それに対して普段一般家庭で使用される家電は100V交流で動きます。なので一般家電を使用する際にはバッテリーの直流電気を一旦100V交流に変換してあげなければなりません。その際電気ロスが生じます。せっかく貯めた電気をロスしないために、できるだけ家電を12Vで揃えることをオススメします。

今いろんな家電が12v直流で動かせるんですよ〜。

オフグリッドコラム

今後もオフグリッドについてブログで発信していきます。その中でオフグリッドをこれから志すみなさんに役に立ちそうだなーと思う記事はこちらにまとめていきたいと思います。



オフグリッドの家には◯◯が必須!猛暑を経験して痛感したこと

 

おわりに