古民家といえば煤(すす)けた柱、だよね

古民家といえば煤けた柱、梁。

それに純白の漆喰というコントラスト。

これぞ、古民家。美しい…。

 

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自然派大工のぺいくんに「何を塗ったらアレっぽくなりますかね」と聞いて紹介してもらったのが「ユーロオイル」。

天然塗料なので「間違って飲んでも大丈夫なやつやでー」と教えてもらいました。

すかさずお手伝いに来ていたヒロくんが「イカスミみたいやな」とこぼしていました。

確かに…。

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前回までの作業

前回ヒロくんと一緒に「垂れ壁」を壊しました。

Before;

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作業中

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after;

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奥行きが広々。

家全体が広く見えます!うれしー。

それから、押入れも解体。

1.5畳ぶん寝室が広くなりました。

Before;

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after;

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うむうむ!

広くなったー!

ユーロオイルを塗りまくる!

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塗装作業がしやすいように足場を組みます。

天空での作業は足がすくみます(高所恐怖症です…)

ヒロくんとぼくでどんどん、塗りこみます。

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梁をよく見ると、松が使われていたり、杉、ヒノキもあります。

オイルが乾くとその材によって仕上がりが驚くほど全然違いました。

木って面白いなー。

ぼくは作業中「うわ!古民家になった!」と終始騒いでいました。

これまで破壊の作業が中心でしたので、この「作っていく」作業が嬉しくて嬉しくて…

ここまでたどり着くのに泥をかぶり汗にまみれ本当に苦労しました。

果てしない埃掃除に嫌気がさして、この古民家自体の価値を見失っていたように思います。

でも、このように梁と柱にオイルを塗りこんでいくと、「これは素敵な古民家になる」という初期の頃に感じていた可能性を思い出してきました。

 

この作業風景がBEPALに掲載されます

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小学館から発行されているビーパル。

11万部を発行する、有名な雑誌です。

なんとこの雑誌に「森家のいちにち」というテーマで記事になるそうです。

この古民家再生の様子も撮影してもらいました。

なかなか作業風景の写真で自分が写ってる写真というのは撮れないのでいい機会でした。

お昼は頑張って森家らしく、鹿のカツカレー。

インタビューで「今後の展望は?」と聞かれてつい「カツカレー屋、ですかね」と答えてしまった。

あとで妻に「ゲストハウスは?」と笑われてしまいました。