ゲストハウスnocoの経営状況を大公開!

どうも、熊野で活動しているモーリーです。

この春から2件目の宿となるnocoを運営し始めましたのですが、2ヶ月経ったので今日はそちらの経営状況を公開したいと思います。

nocoはどんな宿?

↑スライドショーになっています

nocoは、古民家を改装して作った宿です。1日3組限定の個室の宿で、熊野本宮大社から歩いてすぐの場所にあります。熊野古道歩きの外国人ゲストさんがメインで泊まってくれています。ひとりあたりの金額ではなく部屋料金を設定していて、三人部屋9000円×2部屋、二人部屋7000円×1部屋です。全部屋埋まると25000円の売上になります。

基本的にairbnbだけで宣伝していますがそれだけでも十分なくらい予約をいただいています。

4月の経営状況

売上 34万7000円
人件費 18万4500円
差し引き 16万2500円

3月末から2部屋でオープンして、4月上旬から3部屋フル稼働。そんな状況でいきなり大忙し状態になりました。やっぱり熊野って宿不足なんだなーと実感。

売上ー人件費が16万円。そこから家賃や光熱費雑費を支払います。

まあまだ始まったばかりで「雑費」がものすごく大きい。ドア作ったり布団買い足したり。まだまだ投資すべきところたくさん。だから16万円のうち4月はほとんど残らなかったんじゃないかな。

 

5月の経営状況

売上 27万5000円
人件費 13万8000円
差し引き 13万7000円

5月はゴールデンウィーク終わってからの寂しさが目立ちました。4月〜5月上旬が一つのピークなのだと思います。まだまだ改善のために出費は続きます。ウッドデッキでバーベキューができるようにしたいと思っています。

あと少し投資すべきところが

いよいよ夏を迎えるにあたってエアコンを導入しなければなりません。3部屋全てに設置なので3台。大丈夫かなー、色々。

台風シーズンにも入るので風で吹っ飛びそうな軒も強化しなければなりません。

それからスタッフのyumikoさんにトイレをリフォームすることを強く要望されています。これも10万円くらいかかる工事になりそう。

覚悟はしてたけど一年目ってほんとお金残らないなー。経営者って甘い汁ばかり吸っているようで実は苦悩が多い生き物なんだな。てか俺経営者!?

まあこんな感じでなんとか経営を頑張っております。6月はいったん落ち着いて、7月8月はまた忙しいシーズンに入りそうです。

誰かに譲りたい

はい。飽き性のぼくです。立ち上げることで満足してしまった部分が大きくて、そろそろnocoを誰かに譲りたいと考えています。

経営をしてみて思ったのが、僕は自分のベクトル上にないものに自分の時間が取られてしまうのが本当に苦痛だということ。要は、不器用。安定収入のために始めたのですが、収益が安定しても精神が不安定になりそうです。トイレ作り活動や薪ボイラーづくりに100%集中したいのです。


そういうわけで、できれば早いうちにゲストハウスnocoという事業を誰かにお渡しできないだろうかと猛烈に検討中です。ぜひ、どなたか。