どうもモーリーです。最近旅ネタばかりですみません。たぶん今日のこの記事くらいで完結するはずです。
旅の消化不良感、はんぱない。
っていうかこれ記事にしたいわ〜っていう出来事多すぎた。
これからひとつひとつを記事にして「消化」します。これ、世界一周旅ブロガーとかやってる人って3日旅したら4日引きこもるぐらいの感じじゃないと全部消化できないだろうなw— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年10月28日
奈良のプラネットオフィスはどこもすごく辺境の地にありました…。
奈良の奥大和プラネットオフィスって?
奥大和地域5市町村が連携して展開する、サテライトオフィスの連携体。山と川の側にある仕事場に、都市部の企業のサテライトオフィスを誘致、推進する事業を奈良県及び県内市町村、地域民間企業が支援しスムーズな利用を促進します。
地方に企業を誘致しようという動きが近年どこの田舎でも活発になりつつあります。いちばん知られている成功事例は徳島ですね。
こういった動きをいま国をあげて支援・活性化しようとしています。総務省では「おためしサテライトオフィス」というサイトをつくって都会の民間企業と地方をマッチング支援しています。
ふむふむ〜。サテライトオフィスって一部で盛り上がってるだけのことかと思いきや、国をあげて取り組んでいるんですね。あわよくば巨額の納税企業がオフィスを構えてくれたらその企業をゲットできた自治体は一気に潤うというわけで、実益重視の「地方創生」施策なのかもしれません。
奈良県では「奥大和」といわれる地域に5つのシェアオフィスができて、都会の企業を誘致しようとしているところ。そう、つまりコレ県の事業だそうですよ。そういうわけでお金かかってるぅー!おっしゃれー!
実際に使ってみた感想
今回5つのプラネットオフィスのうち3つのオフィスを訪ねて実際にWORKしてきました。
どこもたどり着くのがものすごく大変でしたが秘境感あってめっちゃよかったです。ちょっとした観光も兼ねてw
天川村にはいい意味で期待を裏切られた。きっと何もない寂れた集落だろうと思ったら賑やかな商店街。しかも大正ロマンな雰囲気が今も残ってる。
またじっくり訪れたいと思えた場所。 pic.twitter.com/GJehijjkvb— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年10月30日
それぞれの場所でまた特徴は違うのですが、共通して言えることは驚くほどに集中できた、ということ。
奥大和ならではなのか、雑音がほとんどなく、あるとしたら川の音や風の音などの自然音。疲れた、と思って外を見ると緑溢れる山の景色。そして初めましての方と休憩がてらの身の上話。
3つのコワーキングスペースは本当にアクセスが悪かったので(たぶんJRの駅とかない)、中長期での滞在利用がいいかもしれません。宿泊場所が併設、とかならもっとよかったけど、それがなかったのでビジター利用ってなかなか難しいなぁと。
天川村には「仕事付きトライアルステイ」っていうのがあって東吉野村には一泊1000円で利用できる移住お試し住宅「ゲストハウス小川」があるそうです。そういったところを利用しながら、中長期的にこのオフィスで仕事しに行くのもよさそうです!
こうやってノマドワーカーが地方に移住する流れが生まれるかもしれませんね。僕はこういった流れはどんどん盛り上がればいいと思います。みんな、地方に暮らして地方で税金収めようぜ!
[quads id=3]知られざる奥大和
奥大和って観光とかでもなかなか行かないし、情報発信とかもがつがつしてないからあんまり情報にアクセスする機会ってないんですけども。
でも行ってみると、素敵なお寺があったり、温泉がどの地域でもすごくよかったり。
天川村の龍泉寺。ここの駐車場に一泊したんだけどこんこんと水が湧き出る音が心地いい。ちょうど季節もよくて水面に映る紅葉がとても綺麗だった。 pic.twitter.com/Y0aohXX20r
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年10月30日
あと素敵なパン屋も見つけました。
こうやって初めて訪れる場所での偶然の発見と出会いに驚きつつ自分のテンションを高めて仕事ができるっていうのが「知られざる奥大和」の楽しみ方の一つなんじゃないかなっておもいました。ああ、もっとじっくり探ってみたかったなぁ。奥が深そう!
この本、奥大和も特集されてていい本でした。
そういうわけで奥大和プラネットオフィス、ぜひ利用してみてくださいね!
下北山村BIYORIさんの体験感想はこちらに書いています。今回訪れた三つの中で僕はいちばん好きでした。
山奥にこんな素敵なコワーキングスペースが!?下北山村の”BIYORI”がすごく快適だったしなんなら住みたい