中高校生の頃、スポーツ、テストの成績、その他あらゆる場面で「ランキング化」された状況で、その上位に居座ることで自己を保ってきた僕は大人になった今でも人と比べて安心したり不安になったりという思考の癖が残っている。
人と比べなければ自己肯定できない。これは現代教育の大きな弊害。— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月13日
だから僕は自分の子どもたちをいわゆる「普通の=評価主義的な」学校には行かせまいと思っている。自己肯定感が育たないどころか、それを隠す鎧の身につけ方を学んでしまう恐れがある。鎧を脱いだ中身は実は何も成長していない、それが僕という人間である。
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月13日
とはいえ現代教育が全ての人の自己肯定感を失わせるかといえば、そういうわけではなくて主な原因は家庭に問題がある。子どもは親に認めてほしいと思って学校で頑張るわけで、それ以外で評価をされないのならなおさら「学校的な」もので結果を出すしかないと思って頑張る。
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月13日
そのうち周囲からの評価も上がる。先生からもかわいがられる。そうやって他人から褒められることが自己肯定感に繋がる。他人軸で生きることが体に染み付く。本当の自分がわからなくなる。大人になって自分を見失って鬱になる。
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月13日
もとを正すと「学校的な」事柄以外で子どもを評価してあげれなかった親が原因だと僕は思う。僕は絵を描くのが好きだった。でも「学校的な」評価では絵がどれだけ上手に描けても評価されない。絵を描いても褒められないと知っていた僕は親から隠れてひたすら絵を描いた。そこで僕の自己肯定感は死んだ。
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月13日
だから僕は自分の子どもには「好きなことに熱中しろ」と言う。そしてどんなあなたでも愛しているというスタンスで接する。それだけで子どもの自己肯定感は育つ。他人と比較して褒めたり「もっと頑張れ」なんてことは言わないであげたい。自分軸を見失わないように語りかけたい。
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月13日
長男が約1年後に小学校に入学するのでいま評価主義でない、オルタナティブな学校への入学を検討している。なぜなら僕ら親世代に比較評価の価値基準が染み付いていて、学校でも評価が数値化されるシステムならどうしたって僕らはその数字をもってよその子と比較してしまうのが目に見えているから。
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月13日
ぼくらの仲間で、子どもが学校に行かないという家庭が多い。
それは親が「行くな」と言っているのではなく、「自分で判断しなさい」と言っているからだ。
自分のアタマで考える子ほど、今の教育システムのいびつさを察知する。
逆に言うと「こどもは学校に行くものだ」という無思考な親のもとで無思考な子どもたちが疑問なく学校へ通っている。(もちろん全ての家庭ではない)
学校行くのしんどい、いやだ、はすごくまともで正常な感覚だと思う。
小学校中学校は人格形成に関わる時期。とても重要だ。高校は才能を伸ばす時期。大学は可能性を広げる時期だと僕は思っている。多くの家庭は大学にお金をかけるだろうけど僕は小学校中学校時代にこそ、ちゃんとした教育を受けさせるべきだと感じている。そしたら勝手に可能性も才能も伸びる。
「オルタナティブスクール」が今求められていて、全国で立ち上がっている。そうしたところに子どもを行かせるのもいい。でも全寮制とかだと月10万円くらいかかる。うちは子どもがふたりいるから月20万円だ。
おっと待てよ、そのお金があれば世界一周旅行にいけるじゃないか!
1年後に小学生になる息子に「小学校と世界一周旅行どっちに行きたい?」と聞いたら世界一周旅行だって。
家族でWWOOF世界一周子育て旅、やるか。— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2019年1月27日
日本の「常識」とやらを早いうちから打ち破っていた方がいいし、広い世界を見て常識なんてないってことを身につけた方がいい。
大人が子どもに対してできることといえば「広い世界を見せてあげる」ことくらいしかない。それは「選択肢を広げてあげること」と言い換えれる。そのあとで選ぶのは自分自身だ。狭い常識、狭い選択肢の中で僕らは鬱々ともがいている。もっと自由でいい。もっと自由な時代がすぐそこにきているから。
伊勢谷友介 @Iseya_Yusuke さんが全く新しい高校を設立。
難関大への進学にも注力するようだけど「自由な課外活動」という部分に期待。
インドやモンゴルなど世界4カ国で学べるフィールドも用意されているようです!https://t.co/0r79FPFEQ3
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年11月14日