こんにちはeco物欲ばか、モーリーです。
今日は珍しく食の話題です。「ジビエ肉」って食べたことありますか…?
和歌山はジビエが盛んなんです。みんなに和歌山のジビエを食べてもらいたい!そう思って今日はジビエのことを少し書こうと思いますー!
Contents
ジビエ肉とは
最近東京などで流行ってるらしいので聞いたことある方も多いと思いますが、野生動物のお肉のことですな。
その昔はフランスなどのヨーロッパで貴族のみが食べれる高級食材だったそうですよ。
東京でも安い値段ではきっと食べれないでしょう。
和歌山で暮らしたらありがたいことにご近所さんからタダでいただけちゃったりするんですが。
このへんだと主に鹿とイノシシがメインですね。
山の食材で育ったお肉は栄養価満点で、当たり前ですが抗生物質なども投与されていません。
ノンケミカルなお肉ということで僕はジビエ肉のことを「オーガニックミート」って呼んでます。
無駄に太らされることなく引き締まった筋肉を、いただく。
これほど生命力に溢れた最高の食材は他にないでしょう。
妻の産後はずっとジビエ料理を作ってあげていました。僕は大好きです、ジビエ。
ジビエ肉は硬い?くさい?
ジビエ肉って美味しくないってイメージがあるかと思うんですが、美味しいか美味しくないかは捌いたハンターの腕によるところが大きいです。
やっぱりあの人が捌いた肉がいちばん美味しいとか。そういうのありますよ。
でもだいたい誰からもらっても鹿肉は美味しいです。獣くささみたいなのもほとんどない。
薄くスライスにして焼肉みたいにしたり、ぶつ切りにしてカレーに入れて煮込んだり、結構牛肉と似た感じで使えて便利。
一方でイノシシは好き嫌い別れるかもしれません。
臭いと感じる人ももしかしたらいるかもしれない。かく言うぼくもイノシシはちょっと苦手。
地元の人は冬のイノシシは脂が乗っててうまいと言いますが僕はあの脂がちょっとキツイんです。
でも調理次第でイノシシもすごく美味しくなります。
和歌山のジビエが本当に美味しい理由
さきほど僕はジビエは山の食材で育ったオーガニックミートだと言いました。
しかし、それがゆえにちょっとした問題もあります。
2011年の311の原発事故以降、「ベクレている」ジビエ肉が関東〜東北あたりで検出されています。
放射性物質が山に降り注ぎ、それを浴びた山菜を食した野生生物に放射性物質が濃縮されます。
結果、ジビエ肉は国の安全基準を超えるレベルで放射性物質が検出されるようになりました。
平成28年7月7日及び10月4日に秩父市浦山で捕獲されたニホンジカの肉から、食品衛生法の規定に基づく基準値(100Bq/Kg)を上回る放射性セシウムが検出されました。
対象獣 市町村名
採取日 結果判明日 放射性セシウム
134の濃度(Bq/Kg)
放射性セシウム
137の濃度(Bq/Kg)
放射性セシウム134と
放射性セシウム137の合計(Bq/kg)
ニホンジカ 秩父市(浦山)
H28年10月4日
H28年10月11日
18.8
108
130
ニホンジカ
秩父市
(浦山)H28年10月4日
H28年10月11日
49.7
309
360
ニホンジカ
秩父市
(浦山)H28年7月7日
H28年7月12日
36.0
185
220
基準値(一般食品)
–
100
埼玉県は、県民の安全を確保するため、ニホンジカの食肉を取り扱う事業者に対し、県内で捕獲されたニホンジカ食肉の出荷・販売の自粛を要請しています。
県民の皆さまにおかれましては、県内で捕獲されたニホンジカの食肉を食べないようお願いします。
引用;埼玉県HP
日本においてジビエと放射能モンダイは切っても切れない話題となってしまいました。
また、事故が起きたのは福島でしたが、事故がなくても常時原子力発電所からは放射性物質が放出されています。
そう考えると、和歌山の紀伊半島はそのような心配の少ない稀有な地域なのです。
こちらの地図は原発170km圏内を囲んだ地図です。
北海道と沖縄と、紀伊半島と四国の東部だけが、原発170km圏から外れていることがおわかりいただけるかと思います。
和歌山のジビエなら放射性物質のことを考えずに食べることができますね。
この「安心感」が美味しさなのだと思います。
和歌山産ジビエの購入先を教えるよ!
もったいぶってすみません!
いよいよ本題。コレを早くみなさんに教えたかったー!ではいきます。
日高川町地域おこし協力隊村越くん「村越の村おこし」
僕と同い年で新米ハンターの村越くん(イケメン)。
彼は日高川町という場所で地域おこし協力隊として活動しているのですが
なんと彼、遊休不動産と化していた町内の精肉加工施設を復活させてジビエ肉を売り出すというところまでたどり着きました。
すっげー!これはぜひとも応援したい。
僕も何度か彼のジビエ肉を購入させていただきましたがまったく無問題。
新米だからって侮るなかれ、彼は地元の狩猟チームと一緒に活動しているのでちゃんと技術を伝承しているのです。
そんな彼の愉快なHPはこちら「村越の村おこし」
ジビエ肉販売ページはこちら「オンラインショップ」
古座川の「金もみじ」
こちらは紀南最大の解体設備を持つ金もみじさん。
地元猟師さんが撃った獲物を持ち込み→解体師さんが捌いて商品化、
という流れができているんだそう。
猟師さんもちょっとした稼ぎになるしいい仕組みですね!
飲食店に卸したりっていうのにも力入れてそうです。
ピンときた人は連絡してみてくださいね〜
最初は鹿ミンチがおすすめ
ジビエ初心者という方はぜひ鹿ミンチを購入してみては。
カレーに入れて鹿キーマカレー、ミートソースに入れて鹿肉ボロネーゼ。
豆腐と半々で捏ねて鹿ハンバーグ。
使い勝手がよく、そして子供も喜んで食べてくれます。
鹿ってスジっぽいのが食べにくさの原因だったりするんですがミンチだと関係ないですからね!
|
和歌山もいいけど北海道のもよさそうですね。
まとめ
というわけで和歌山ジビエ肉情報をお届けしました!
動物愛護でベジタリアンの人なんかが肉食を攻撃してくるけど僕は肉食大賛成。
鹿やイノシシは田舎の生活をおびやかす「厄介者」ですからね。
かわいそうって言って守ってたらどんどん野菜も食べられてベジタリアンの人は食べるものなくなっちゃうyo!
だから僕は害獣駆除には賛成。そしてそれを美味しく食べることは大事なことだと思います。
ただ最近家畜肉を食べる必要性を感じなくなってきたかな…
ゆくゆくは家畜肉は食べない「ジビタリアン?(僕の造語)」になっていきたいなあとおもってるよ!