どうも、モーリーです。
今回は地域おこし協力隊についての話題です。
先日四国を旅したのですが、その中で香川県の協力隊同士の集会「さぬきの輪」に少しだけお邪魔してきました!
その仕掛け人であり、香川県のスーパー協力隊でもある秋吉さんの取り組みを今日は紹介したいと思います。
(写真;秋吉さんのfacebook)
県庁が協力隊を採用!?
香川県は全国でも珍しく香川県庁が地域おこし協力隊を採用しています。
1期生の秋吉さんは協力隊のコーディネートの役割を果たしています。
県庁協力隊としての活動内容を、秋吉さんは以下のように定めました。
1:県内向けつながるWEBメディア「さぬきの輪」による県内の情報発信
2:県内向けつながる情報紙「さぬきの輪タイムズ(仮)」の発刊
3:一般参加型交流会(or勉強会)「さぬきの輪 交流会(or寺子屋)in○○(仮)」の開催
4:県内地域おこし協力隊ネットワーク醸成「チームさぬきの輪の集い(仮)」
引用;秋吉さんのnote
これね、すごいのが秋吉さんが就任して1ヶ月めくらいの記事から引用したんですけど
この4項目全てきっちりと形にしているんですよ。有言実行!
(引用;さぬきの輪web)
特にこの中でも3つめ、4つめの協力隊同士の交流会や勉強会を開催してお互いが連携する体制作りを整える、ということが僕はいいなあって感じています。
こういう協力隊同士の「接着剤」あるいは「潤滑剤」的な存在ってすごく大事ですよね。
時には行政と協力隊の間に入って調整役もされるそうです。
秋吉さんがこの取り組みを始めてから協力隊の離職率は減ったそうで、
友人の女性協力隊員も「アッキー(秋吉さん)がいなかったら私協力隊やめてた」と言っていたのでかなり秋吉さんの功績はすごいなぁと。
「さぬきの輪」でやること
さぬきの輪は月に1回開催しているそうです。
毎回同じ場所ではなく、協力隊のいる場所を順繰りに回って、視察もかねて開催しているそう。
内容は意見交換会や研修会。時には秋吉さん自らが講師となって、元公務員という経験を活かして協力隊予算についての勉強会なんかも企画しているそうです。これめっちゃ講義受けたい(笑)
(引用;さぬきの輪 そろばん教室vol.2〜みんなで考える「協力隊の予算」)
僕が今回参加させてもらったのは高松市内でした。
今回のテーマは「立場を越えてお互いを知る」ということで、行政職員と、協力隊どうしそれぞれが交わって意見交換を行ったそう。
秋吉さんのファシリテーション力!
意見交換のようす。
いいなぁ。こういう場があると、日頃の疑問など解決できていいですね!
明日からのモチベーションにも繋がるし!
来月はみんなで徳島の先進事例を視察に行くみたいですよ。
修学旅行みたいでいいなー!
全ての県庁で導入するべき
県庁職員の中に「協力隊担当職員」という役職があるのはどこの県も一緒なのかなと思いますが、担当職員より協力隊の立場に近い存在が、香川県の秋吉さんの役割なんだと思います。
言ってみれば「協力隊のための協力隊」です。
そういう存在があるおかげで、県内各地の協力隊のパフォーマンスがあがったり、地域との摩擦も減ることに繋がるんじゃないかなと思います。
新天地で孤独を感じながら活動している協力隊も少なからずいると思いますが「何かあったら秋吉さんに相談しよう!」っていう存在があるってかなり安心ですよね。いやぁ、いい勉強になりました。
今回少しだけですがお邪魔できてその雰囲気を味わうことができてとてもよかったです。
香川のみなさん、なんだかとってもイキイキしてましたよ!なぜか僕も集合写真に入れてもらっちゃいました。ありがとうございます!皆さんのご活躍を応援しています!
(写真はすべてさぬきの輪WEBから拝借させていただきました、発信力も参考になる!)