豊かな環境を未来につなぐために大切なたった一つのこと

素晴らしい楽曲を見つけたのでみんなに聞いてほしい。

内田ボブさんの「小さなトマト」。お願いだから、一度聞いてほしい。

歌詞はこんな感じ。

頑張って働いたら失うばかりなのに。

いや、ほんとそうなんだよなぁ。あなたが頑張った結果いい車、いい家を買って何かを「得ている」ように見えるけれどそのお金、何をして稼いだの?

あなたのその「仕事」は地球から資源をもぎとり、未来を圧迫するものではありませんか?

かなりの高確率で答えはyesだろう。

それならば、あなたが頑張って働いて何かを得ていても、

地球という大きな目で見たら「失っている」ことになるんだよ。

小さなトマト

小さなたまねぎ

小さな畑で それでじゅうぶんなのに

なぜ人はまだ争い続けるのだろう

なぜ人は貧しいのだろう

「もっと稼げば生活が楽になる」

そう思って人はどんどん働く。

結果として「時間」がなくなる。

現代人は「時短」が大好きだ。

ちょっとそこまでの距離でも車を使って移動する。

はっきり言おう、時短は環境破壊だ。

名古屋大学環境学教授の高野雅夫先生は

「どうやったら持続可能な未来を残せるか」という問いにこう答えてくれた。

「みんながくらしに余裕を持つこと」

あなたは今余裕がありますか?

余裕があれば歩いて10分のスーパーに行くのも「エクササイズ♪」と思えるのに

それを楽しむ余裕がないから車を使ってるんじゃないだろうか。

僕らが未来に豊かな環境を残すには

もちろん「オフグリッド」とか技術的な面も大事だけど

それ以上にまず「暮らしに余裕を持つこと」

この精神的な部分がもっとも大事だったんだ。

小さな畑を持ち、

賃金労働は週2日までに抑え、

月10万円で暮らしていけるサイズ感。

薪で調理を楽しみ、

自家製の調味料と自家製の野菜、自家製のぬか漬け、玄米。

釣ってきた魚。今朝撮れた卵。質素で贅沢な食卓。

空いた時間は物作りをしたり

暮らしの道具を手入れしたり

音楽をしたり踊ったり

そんな生き方がいい。

そんな生き方をするために、僕らは能登島に移住する。