こんにちは!うんこはともだち。モーリーです。
今日は近くの図書館できになる絵本を借りてきて読んだらその内容が素晴らしかったのでご紹介します。
ネタバレ注意です。
今日紹介する本・あらすじ
本日紹介する本は、新潟県在住の松岡 たつひで さんによる絵本「ちきゅうがウンチだらけにならないわけ」です。
この本は人間に飼われている「犬」が主人公で、
自分がいつもウンチを「処理」されているけれど、他の動物ってウンチはどうしてるんだろう。
どうして地球はウンチだらけにならないんだろう、と疑問を持って「犬図書館」に行ってうんこについて調べます。
この本の面白いところ
主人公の犬が、うんこについてかなり詳しく調べて紹介してくれます。
いろんな動物のうんこのサイズや特徴。
モーリー
それから、うんこを生存戦略として使う昆虫の生態。
他の生物のうんこを隠れ蓑にしてその中で卵から孵り、成虫になる虫がいるんだって!
うんこについて目から鱗、にわかには信じがたい新しい発見があってすごく楽しんで読めました。
そして、うんこがまわりまわっていろんな場面で役に立っていること。
「ふーん、なるほど。ウンチはすごく役に立つんだ。
ウンチはいろいろなどうぶつやしょくぶつにつかわれてなくなっちゃうんだね。」
これが、「ちきゅうがウンチだらけにならないわけ」の答えだったんですね。
最後の犬のひとこと…
ぼくのウンチはゴミ箱に捨てられて
人間のウンチはトイレに流される。
誰かの役に立っているのかなぁ
という言葉でこの本は閉じられます。
子ども向けの本でこの深いテーマを最後にぶち込んでくる。
正直最初に読み終えたあとシビれましたよ…
息子もこの本は気に入っていて、なんども繰り返し読んでいます。
いま、最後のページの意味がわからなくても、大人になっていつかふと思い出してくれたらいいな。
なんてことを考えて、この良書を今夜も、明日の晩も息子に聞かせようと思っています。