先日妻がはたと思いつきで「キャンプいこう」と提案してきた。
それも日曜日の夕刻。これから?明日も普通に仕事…と内心思ったけどよっしゃ!いこう!と農作業を早めに切り上げて準備にとりかかる。
準備といっても犬の散歩を済ませて着替えをバックに詰めるだけ。
大丈夫。うちにはルーフテントがある。キャンプはちょっと特別なピクニックみたいなもんだ。
日常の延長にキャンプを!田舎暮らしにこそルーフテントがおすすめな理由
せっかく田舎に引っ越してきたのに日常にレジャーがない寂しさを感じていた。
川が綺麗な町なのでヨソからのキャンプ客で夏は賑わう。
でも自分たちは家があるし、日常的に自然に触れ合っているし、わざわざキャンプなんて…。
日帰りで勝浦の海まで行ったり川遊びをすることはありました、それはそれで楽しかった。
でも…
「お父ちゃんは自然の中でビールを飲みたいんだよぉ。」
やっぱりキャンプがいちばん。
でもいわゆる「キャンプ場」って、田舎暮らししているひとはわかると思うんだけど、そんなに素敵な場所じゃないじゃないですか。実はもっと素敵な場所はたくさんあるのに、「キャンプ場」として開かれているところにみんな集まる。結果、シーズン中は都会並みの人口密度になり「お隣さん」の存在を気にしながらキャンプすることになる。せっかく都会から出て自然を味わいにきたのにね。
ルーフテントがあると、車が停められる場所ならどこでもキャンプできます。
言ってしまえば田舎ならどこでもキャンプできます。
地元民しか知らない滝のそばで車を停めて一晩酒を飲んでまったり過ごす。
ああ素敵だ。熊野川町で言ったら滝本集落ですかね。もはやこの町全体がキャンプ場に見えてきました。
それくらい、田舎は素敵な場所がたくさんあるのです。
それから、田舎暮らしでみんなが我慢しているもの。
それは「居酒屋欲」。
田舎暮らししていると、どうしても居酒屋が徒歩圏内になくて(あるならどんなに幸せだろうか)、どちらかがハンドルキーパーにならざるを得ない。もし代行で帰るとしても、街から家まで1万円弱かかったりします。
ルーフテントがあれば、飲んでそのまま駐車場に泊まることができ、夫婦揃って飲みつぶれても大丈夫。
もともと子供が生まれる前、僕たち夫婦は小さなBARを営んでいたくらい、お酒好き夫婦。
これからは「我慢しない田舎暮らし」。
こんどあそこ行こうね、とかワクワクしている妻を見ると「ルーフテントあってよかったなあ」と感じます。
勝浦浜でルーフテントキャンプ初体験!
ということでルーフテント購入後初のキャンプに行ってきました。
場所は車で1時間ほどの場所にある那智勝浦の浜辺。
浜辺のすぐ裏に温泉付きの道の駅があり、そこで一泊することに。
やはりルーフテントで「どこでも泊まれる」とはいえ、トイレが近くにあるというのは絶対条件ですね。
温泉つきというのは最高。絶対またリピート必至なので回数券を購入しておきました。
夜ご飯は持ってきた干物を焼いたり、半額になっていた寿司を食べたり。
食卓を照らしてくれたのはお気に入りのソーラーライト2種。
「家の中にいるみたいに明るい」と妻。便利な世の中だなあホント。
道の駅の駐車場にて車中泊。
翌朝は4時台に起きて(僕と犬だけだったけど)朝日をおがみました。
残念ながら水平線から朝日が昇る浜ではなかったみたい。でも、十分に神秘的で、心が静かなひとときでした。
思えば日の出を見た経験は初めてだったかもしれない。いいもんですね。
みんなが起きてきた。
少しだけぴちゃぴちゃと遊んだ。
このあとぼくは仕事があったので、早めに切り上げ。
十分満足できたし、とても快適な初キャンプだった。
本当に手軽。手軽すぎてキャンプではないみたい。
これから週末の習慣になりそう。
お金もかからないし、いいレジャーだ。
安いのは10万円台、ぼくが欲しいのは38万円。
http://www.campnofuji.jp/roof_tent/
こちらは12万8000円のテント。
ちょっとチャチそうだけど、十分使えそうな感じ。
そしてぼくが次に買いたいと思っているのはこちら。リモコン開閉式というのがいい。
田舎暮らしに意外と(?)マッチ。
ルーフテント、おすすめです!