いま古民家リノベーションをお願いしている大工さん(ぺいくん)に「すごい材木屋がある」と聞いたことがあって、ずっと気になっていた「野地木材工業」。
林業で有名な熊野市の中でもいちばん大きな材木屋なのではないか、とのこと。
ペイ君に「ちょっと材木買ってきてや」と頼まれ、ついに野地木材に行くことができましたー!
格安の端材の山を求めて
「田舎暮らしを始めたらまずは材木屋に足繁く通うこと。」
とは廃材王国長谷川豊氏のことば。
ぼくが憧れている人物のひとりです。
田舎暮らし2年目にしてようやく、材木屋に初潜入。
大きな木が山のように積んであります。
たくましい男たちが汗みどろになってフォークリフトで行き交う中、
一輪の花のごとく女性スタッフがいたので声をかけてみました。
「あの〜、端材の山が2000円で売られてるって聞いたんですけど」
「はい、ありますよ〜」と言われ、親切にも案内してもらえました。
「この山ひとつで二千円です。」
結構、山によってはさねつぎ加工がしてある端材も多く含まれており、そのまま床や壁に使えそうな感じです。長さはどれも1m弱ぐらい。杉とヒノキがほとんど。
「ええ〜こんなにいいんですか!ちなみにどうやってみなさん持って帰られますか?」
「紐を外して軽トラに手で積んでいかれますよ〜」
ということで積んでみた。
パンパン。マジでいっぱいいっぱい。
ちゃんと整えながら入れたら全然違ったと思うんだけど、なめてました。
二山くらい積み込めるだろうと思ってました。
覚えたてのロープワークでギチギチに縛って安全運転の帰路。
山道が続くのでカーブで山が崩れないか心配でしたが、しっかりロープが効いていました。
翌日もう1往復して端材を持って帰りました。
こんどはちゃんと整えながら積み込んだ。
スッキリ。
ふた山ぶんの端材を厚み・幅や節あり・なし等で仕分け。
さねつぎ加工ありの端材だけでもこれだけの材が集まりました!(古民家内に運んだぶんを含めるとこれよりもう少し多かった)
ちなみにひと山の中で加工なし:加工ありは3:2くらい。
加工なしは今後家具作りなどに役立ちそう♫