こんにちは。
嫁子が実家に帰り、カレーとビールばかり食らっている森雄翼です。
さて今日も変わらず古民家改修作業。
ずいぶんと目処が立ってきて(それでもまだまだ)、秋頃にはオープンできそうな予感がしてきた。
11月末オープンか!?
新宮市の地域おこし協力隊はとてもいい。自分の好きなことをとことんやらせてもらえる。ぼくなんて好きなように古民家を改修していて、それでお給料がでちゃうのです!とてもいい体制を取っているのにどうして人が集まらないのか…二次募集も応募ゼロでした、これからは随時募集になる予定です。きっと他の自治体と比べてもかなり、いい体制ですよ〜
今日の作業!
さて今日も大工のぺいくん、そして一緒にBE-PALにデビューした移住仲間の津島くんにもお仕事をお願いしました.
3馬力!ヒヒィーン!
(↑森と津島さんが載ってます)
津島さんには前日のぼくの作業の続きをお願いしました!べべべ、別にこの作業がイイイイヤになったわけじゃないんだから!
炎天下の中お疲れ様ー!
最終的にはこんな感じに!
彫ってもらった穴に束石(一個200円ホームセンターで購入)をモルタル流して固定して、その上に大引を置いて、ウッドデッキの板を貼っていくという流れです。
先日もお伝えしましたが、この作業がワークショップ形式で参加することができます。東京からの飛行機代も補助されるんだって!お得だよ!
新宮市(熊野川町)・田辺市(龍神村など)
世界遺産 熊野で、古民家DIYを体験!
先輩移住者が手掛ける古民家再生現場でDIY体験し、起業された移住者を訪問して生の声を聞きます。世界遺産である熊野の自然を満喫できます。
日程:9月17日(土)〜19日(月・祝)
交通:東京発着(羽田空港より空路/航空機代等補助)
参加費 20,000円
TURNSより抜粋
ぺいくんは人知れず…
津島さんは外でコンクリ破壊、ぼくは室内でひたすら石膏ボードを貼る作業。
そのころぺいくんはというと、人知れず黙々と作業を進めていました。
床の間の床を貼るための土台づくり。大引(おおびき)に対して根太(ねだ)をつける作業。
むむむー!これは、もっとちゃんと見て習っておけばよかった。気づいたら根太が全部完成してた。仕事早いっすアニキ!
それから、もともとは床と掘りごたつがあった4畳半の空間を、玄関から土足のまま上がれる土間にしようと計画中。
ぺいくんは邪魔なものをチェーンソーやノコギリでどんどん片付けていきます。
さよならほりごたつ…
お前を有効活用するか、広い土間空間を取るか。
おいらは「広い土間」を選んだよ!憎むなよ!!さよなら!きっといい空間に蘇らせるよ!!
そんなこんなで半日が終了。
津島くんは家に戻り、ぺいくんは知り合いの子供らを「ポケモン」の映画に連れてくとかで(笑)みんな解散という流れに。ぼくだけ残って何をしようと考えた結果、トイレを作ることにしました。
トイレづくりに愛が芽生える
ぼくは高校時代からずーっと地球環境とか貧困問題のことを考えてきて(それで大学は農学部に入ったんだけど)、結局、10年くらい考えた結果は「うんこ」でした。
うんこを地球にかえすこと。これが究極の慈善活動なり。
肉食動物にも捕食されない人間が、自然の循環の中に還って自然界に何かを「与える」ことができるとしたら「うんこ」だけだと思うわけです。うんこは人間が自然の循環の中に還る唯一の入り口であるような気がしています。
この考え方は我が師・伊沢正名さんに多大なる影響を受けました
もしいつかぼくが宿をやるならトイレは絶対コンポストトイレ!と311震災後、カメハウスというゲストハウスを運営している時に考えていました。かれこれ5年の構想の末に実現する熊野の「オフグリッドゲストハウス」…。鍵となるトイレのイメージはつい先日、ひとりでカフェでぼーっとした帰り道の車の中で突然閃きました!
こういう、ワクワクが止まらない時って行動が早くなるよね。一瞬でこれ作り上げました。
もう、四六時中このことで頭いっぱいだったから。
まだ使用感はテストしていないので板で閉じていません。スケルトン状態です。
明日にでも実際に使用してみて、プロトタイプ完成といきたいところ。
これがある程度形になったら、トイレを売る事業を始めたい。
多くの人が、土に自分のうんこを還し、自然の循環の一部に戻って欲しい。
そう願って、地球への愛を込めて、このトイレをガンガン売っていこうと思っている。
でも作り方はオープンソースにして、自分で作れる人は自分で作ったらいい。
大事なのは「自分が売った数」ではなく、「コンポストトイレライフに一歩踏み出した人の数」である!
これがぼくの地球への愛である!だからきっとこれは売れると思う。矛盾してるようだけど、これだけ愛を持ってものを売ろうってんだから、絶対売れると確信がある。
俺の、トイレを愛するがゆえのトイレ普及活動こそ我が人生の熱を捧げる最大の使命かもしれない!!
そんなことを考えると夜も眠れずいろいろ調べ物をしたり設計図を書いたりしているのです。