こんにちは。オフグリッドな古民家ゲストハウスを運営しているモーリーです。
今日のお話は、香川県の小さな島からオフグリッドを学ぶために、
わざわざikkyuを訪れてくれた二人の女性からインスピレーションを受けて記事を書きます。
お二人が口を揃えて言ったのは「まずは、自分が使うケータイとかノートPCの電力くらいは自給したいよね」
モーリー
というのが今日のおはなしです。
Contents
特別な知識が不要!手軽なオフグリッド。
僕が一番おすすめしているのは「ポータブル電源」とソーラーパネルの組み合わせです。
ポータブル電源とはリチウム蓄電池を使用していて、軽量化された大容量バッテリーのこと。
“持ち運べるコンセント”みたいなものですな。無電源地域での作業や災害時、キャンプの時も活躍します。
写真引用;anker power house
数あるポータブル電源の中でもソーラー充電可能なものがあります。
そういったポータブル電源と、ソーラーパネルを組み合わせるだけで、オフグリッド自家発電ができてしまうのです!
以下、ソーラー充電可能なポータブル電源の一例です。
【蓄電量400Wh以上クラス】
![]() |
![]() suaokiポータブル電源PS5B |
![]() |
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ソーラー充電対応 | ◯ | ◯ |
× |
◯ |
MC4コネクタ対応 | MC4変換ケーブル開発中 2018年リリース予定 |
◯(参照) | × | △(参照) |
【蓄電量150〜250Whクラス】
![]() |
![]() |
![]() |
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AC出力 | ○ | ○ | ○ | 別売インバーター必要 |
ソーラー充電 | ○ | ○ | ○ | ○ |
mc4コネクタ対応 | ○ | 別売りケーブルで対応?※参考 | × | × |
この中からどれを選んだらいいの?
今日はそんなあなたの疑問に応えるべく、オフグリッド自家発電にオススメのポータブル電源をご紹介します!
生活の中でオフグリッドしたい方へ。実用的なポータブル電源はこれだ!
キャンプ時や災害時の備えだけでなく、普段の生活で電力自給のライフスタイルを実践したい方はぜひ、
MC4コネクタからの充電にも対応した機種を選んでください。
まず、ソーラーパネルには大きく分けて屋根に乗せる「固定用パネル」と
外出時に持ち運べる「ポータブルパネル」に分けられます。
それぞれで、出力の端子が違ってくるので注意が必要です。
パネルの種類と出力端子
- 固定用ソーラーパネル…MC4コネクタが採用されています。固定用パネルは頑丈で重く、単価が安いというのが特徴です。
- ポータブルソーラーパネル…DCポート端子が採用されています。ポータブルパネルは薄型軽量で、日常利用を前提としていません。単価が高いです。
多くのポータブル電源は、ポータブルパネル(DCポート端子)からの充電を前提としていますのでMC4コネクタに対応している機種は非常に少ないというのが現状です。
そんな中でMC4コネクタに対応する4種類をご紹介します。
![]() Power ArQ |
![]() suaoki”G500″ |
![]() suaokiポータブル電源PS5B |
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蓄電容量 | 600Wh | 500Wh | 400Wh | 150Wh |
値段 | ¥64800 | ¥59880 | ¥44800 | ¥13280 |
Whあたり単価 | ¥108.0 | ¥119.76 | ¥112.2 | ¥88.53 |
最大出力 | 300W(最大500W) | 300W(最大500W) | 300W(最大500W) | 150W |
ポータブルソーラー対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
MC4コネクタ対応 | △ | ○ | ○ | ○ |
これらの中でもsuaokiのこちらのポータブル電源。これがいちばんオススメです!
これは僕が知る中で最高性能のポータブル電源です。
このsuaoki PS5Bの魅力についてはこちらの記事にて存分に書いておりますのでご参考くださいませ!

MC4コネクタ対応の機種がおすすめ!
我が家の充電風景。屋根に乗せた固定パネル(113W発電)から、MC4コネクタ端子を経て充電しています。
電気を取り出しているところ
固定式パネルは何と言っても安いのがメリットです。
ポータブルパネルに比べて発電量100Wあたりの単価が半額以下になります。
普段の生活で電力を自給するなら、庭か屋根に固定式のパネルを設置して、MC4対応のポータブル電源を用意すると初期投資が安くなります。
日常的な電力自給の用途であれば固定パネル+MC4コネクタ対応のポータブル電源、ということになります。
予算はパネルが1万円、ポータブル電源が4万円くらいで合計5万円です。
よかったら以下の記事もご覧になってみてください(^ ^)


パネルとバッテリーだけを用意して「お手軽オフグリッド」始めよう。
さて、MC4コネクタ対応のポータブル電源を用意できたらソーラーパネルを用意しましょう。
おすすめはソーラーオフさんかオフグリッドソーラーさんの中古パネル。中古で十分です。

amazonにも安いパネルがありますね。こちらの商品は僕も購入しましたが元気に発電してくれています。
ECO-WORTHY 100W 単結晶 ソーラーパネル100W 太陽光発電【日本倉庫出荷 ソーラーパネル5年品質保証 メー...
久しぶりに日が照ったのでお外に出して充電してみました。
繋いでいるのはペラペラの、90W発電のフレキシブルパネル(ガラスケースに入ってないやつ)。
ペラペラのやつは屋根に載せれない代わりに、持ち運びが簡単でキャンプなどにも使用できますね(端子はMC4コネクタ)。
朝10時時点で48W発電。お昼頃にはもっと発電するでしょう。必要なものはパネルとポータブル電源のみ。
たった2〜5万円から始める「お手軽オフグリッド」、最初の一歩にオススメです!
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![]() ![]() |
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商品名 | suaokiPS5B | Jackery ポータブル電源400 | Anker PowerHouse | LACITA ポータブル電源 |
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蓄電容量 | 400Wh | 400Wh | 434W | 444Wh |
値段 | 39800円 | 44800円 | 49,800円 | 54800円 |
1Whあたり単価 | 99.5円/Wh | 112円/Wh | 124.5円/Wh | 123.4円/Wh |
出力 | 300W | 200W(瞬間400W) | 120W(最大160W) | 400W |
シガー充電 | ◯ | ◯ | × | ◯ |
ソーラー充電 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
MC4コネクタ対応 | ◯ | × | × | × |
照明機能 | なし | なし | なし | なし |
サイズ | 230x140x230mm | 230*135*160mm | 200 x 145 x 165(mm) | 303×134×184mm |
重さ | 5.6Kg | 3.6kg | 約4.2kg | 約5kg |
![]() |
![]() |
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![]() |
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商品名 | e-life-line | MAXOAK | Rockpals G500 | ポータブル電源sonae |
---|---|---|---|---|
蓄電容量 | 462Wh | 400Wh | 444Wh | 444Wh |
値段 | 52290円 | 42999円 | 49800円 | 49800円 |
1Whあたり単価 | 113.2円/Wh | 107.5円/Wh | 112.2円/Wh | 112円 |
出力 | 300W(瞬間600W) | 300W | 500W(瞬間1000W) | 400W |
シガー充電 | △ ※ケーブル付属なし |
◯ | ◯ | ◯ |
ソーラー充電 | ◯(外5.5mm内2.1mm) | ◯ | ◯ | × |
MC4コネクタ対応 | × | ◯ | × | × |
照明機能 | ◯ ※スピーカー機能付 |
なし | なし | なし |
サイズ | 290x190x155 | 145 × 230 × 285 mm | 251*159*158mm | 296×94×196㎜ |
重さ | 5.5kg | 5.4 kg | 4.8 Kg | 4.6㎏ |
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![]() |
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商品名 | PS5B後継機種? | |
---|---|---|
蓄電容量 | 444Wh | 400Wh |
値段 | 37800円 | 39800円 |
1Whあたり単価 | 85.13円/Wh | 99.5円/Wh |
出力 | 400W | 300W |
シガー充電 | ◯ | ◯ |
ソーラー充電 | ◯ | ◯ |
MC4コネクタ対応 | ◯ | ◯ |
照明機能 | なし | なし |
サイズ | 348*151*86mm | 234x149x280mm |
重さ | 3.5kg | 5.5k |