山本太郎選挙で出会った和歌山市の「ウッキー富士原」氏にリノべーションの相談をしているのですが、ウッキーさんに聞くと「虹の花食堂」という場所に面白いトイレがあるよ、とこのこと。ということでネットで検索して、完全予約制だったので電話で予約を入れて家族で虹の花食堂にランチしに行きました。
虹の花(このはな)食堂の紹介
何を隠そう、この映画を作った監督さんの奥様が経営するお店。和歌山市内でベジ料理のお店で働いていた経験があるそうです。くらし野工房・斎藤さんがセルフビルドした素敵な家を賃借し、手作りの雰囲気の小さなお店です。
「出来るだけ無農薬の旬野菜・お米、日本古来の体に優しい自然な調味料を使って、心を込めてひとつひとつ丁寧に手作りしています。」
「自然の中で、身体とこころが歓ぶごはんを。ひとつひとつ丁寧に、来ていただける方の笑顔を願って、手作りしています。天空の里 高原に、虹の花食堂はあります。」
ホームページ
http://konohanashokudou.jimdo.com/
お店で使用している調味料はこちら↓
ランチはこんな感じ
旬の野菜が中心で、この日はノビルとふきがありました。息子も美味しかったようでむしゃむしゃと野菜を食べていました。肉好きの僕にもありがたい、大豆ミートの酢豚風…!大豆ミートは結構食べてきましたが、ここの大豆ミートは本気でお肉かと思いました。大変おいしゅうございました。
忘れられたトイレ
こちらのお店のご夫婦と食後におしゃべりしたのですが、お互いの境遇といい、目指す方向性といい、夫婦喧嘩の原因まであらゆるものが共通していてかなり話が盛り上がりました。特にぼくは同じ方向を目指す人間にこっちに来て初めて出会えたような気がします。
「一緒にオフグリッドゲストハウスつくろうよ!」と旦那の雅くんに言ってみたら結構いい感じの反応をしてくれて、今度ウチに泊まりに行くねという話になり、実際この初対面の5日後に我が家に泊まりに来てくれました!こういう、フットワークの軽さがいいね!
いや〜、すっかり盛り上がったね、じゃあまた会おうね、とそのままお店を出そうになった時に気づいた。そういえば俺トイレ見にきたんだった。
トイレ自体は水洗トイレさながら。コンポストトイレの、あの、底に「ブツ」が溜まっている感じがありません。水でシャーっと流すとブツは消えてなくなります。「これがコンポストトイレ?」オーナーの雅くんに聞いてみると、雅くんもそんなに仕組みを理解していないみたい。笑
このトイレを作ったのは「くらし野工房」斎藤さん。
ビールケースで浄化槽を作り、排水が地面に染み出すように設計されています。
その、トイレ作成過程は斎藤さんのブログ(こちら)に詳細に記録されていました。
ぼくの妻は自作コンポストトイレに苦い思い出があり「またコンポストトイレかよ」というスタンスなのですが、このトイレにはいたく感動したみたい。「これなら快適」と下を巻いておりました。トイレづくり、くらし野工房さんに依頼したくなってきた。
ということで、目的も果たし、新たなお友達もできたので超満足。いつか雅くんの映画も見てみたい。