こう見えて和式トイレが嫌いです。こんにちはモーリーです。
いや〜、これまでコンポストトイレは究極のecoだ!と主張してきましたが、もっと究極の形があったんですね。
ちょっと真似するのは今住んでるところじゃ無理かな…と思うけど。もっと山奥に引っ越したらやってみたいです。
排泄物は豚が食べて処理!?豚便所とは
引用;wikipedia
豚便所とは、排泄物を豚が餌として「処理」してくれるトイレのこと。
そんなeco過ぎるトイレがあったなんて!
スタイルとしては、ボットン便所様式。
その、ボットンの暗闇の中に豚がいるイメージです。
中国発祥ですが、日本(沖縄)でも「フール」という名前で普及していました。
人間の排泄物のうち、尿をブタが好んで飲むことはないが、人糞には、養分となる未消化成分が一部含まれており、雑食性動物であるブタは人糞を給餌の一部に加えられることに耐える。実際にはブタの餌の全てを人糞で賄うわけではなく、藁など一般的な餌も与えられていたが、藁も直接与える以外に、落とし紙代わりに使ってからブタの餌にするという事例もあった。
戦前の沖縄本島の豚便所引用;wikipedia
なんと、うんこを餌として与えるだけでなく、
ケツを拭いた紙(=藁)をも豚に食わせていた!なんという循環!
僕はちょうど、トイレットペーパーから卒業しようとどんな葉っぱを使えばいいか研究していたところ。
藁という答えがあったのか!しかもそれがそのまま餌になるなんて素晴らしすぎる〜。
人間が食べ物を食べて吸収できるのって全体の3割くらいだと何かの資料で見たことがあります。
7割の栄養が、人糞には混ざっているので、豚にとっては高級な餌となるわけです。
このようにして育てられた豚は味がかなり美味しかったとのことですよ。
豚を取り入れた循環デザイン
豚は食用のみならず、うまく利用すれば畑を耕してくれます。地中の虫やミミズを掘るんですね。
これを企業的に導入して、食物を生産している農業法人が鹿児島にあります。
こういった事例もありますので、田舎暮らしの相棒に豚、いいんじゃないかなぁ。
誰か実践している人いないでしょうか。
- 人間のトイレの処理
- 畑の耕作
- 食用
豚便所の復活を求む!
豚便所の悲しい歴史…。
明治時代に明治政府により病院などが整備されると、衛生観念の広がりから衛生上の問題としてとり上げられるようになった。そして、大正時代に県令によって新規の開設が禁止された。1945年の沖縄戦後、アメリカ軍当局によって使用も完全に禁止された。
引用;wikipedia
トドメはやっぱりGHQですか。残念。
規制に負けずにずっと豚便所続けてるよ〜って人がいたらぜひ教えてください。(友達になりたい)
というわけで、今日は豚便所のご紹介でした。