床暖房DIYを徹底解説②床暖の熱源を考える(ストーブの上の鍋編)【床暖房シリーズ】

どうも、モーリーです。床暖房を解説するシリーズ第二弾です。

前回は床暖房に必要なパーツなどについて触れました。

床暖房DIYを徹底解説①床暖に必須のパーツはこれ!【床暖房シリーズ】

第二回目の今回は床暖房の熱源について解説します。

お湯循環やかんを作ろう

床暖房の熱源としてこれ!という正解はないんですが、僕がいちばんおすすめしているのは鍋(やかん)に2つ穴を開けて、そこにホースニップル(あるいはアレスフィット)を挿す、それをストーブの上に置くという方法です。

片方にはポンプを仕込んで「往き」の配管、もう片方は「還り」の配管です。

これは天井付近に逃げてしまうストーブの熱をお湯に変換して足元に運ぶことができるので室内の熱の均質化が狙えます。

↑通常は足元が寒い

上に行きすぎる熱を足下に運ぶことで熱の均質化がとれる

 

僕はこの方法を今まで2回やってみたので、その方法をシェアしますね。

アレスフィットを使う方法

さて、前回の記事にのっとって、床下には架橋ポリエチレンパイプを敷設している前提で話を進めます。

水循環やかんの作り方を以下の動画で解説してみました。

まず、鍋に2つ穴を開けて、六角ニップルという継手を挿します。

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↑R1/2というサイズを空けるにはだいたい21ミリの穴です。

↑六角ニップルの裏側からロックナット+パッキンで締め付けます

鍋に2つのオスネジが接続できたら、そこに、ステンレスフレキを接続しています。

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ステンレスフレキの加工には「つば出し機」が必要。

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「往き」の配管には途中に耐熱ポンプを仕込みます。

このポンプはR1/2径のオスネジがついているので袋ナットが直接接続できます。便利。

ポンプを入れて「往き」の配管が完了したところ。

架橋ポリエチレンパイプとステンレスフレキの接続にはアレスフィットを使用します。

↑こっち側に架橋ポリエチレン管を接続


↑こっち側にステンレスフレキ の袋ナットを接続します

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以上で配管完了です。

ホースニップルを使う方法

ホースニップルを使うのがいちばん、特殊な工具も不要で初心者の方にはおすすめです。

まずはやかんに穴をあけます。底の面積が大きいとより熱を回収できます。


↑ずんどう鍋に穴を開けているところ(アルミは穴を開けやすいし熱伝導率が◎)


↑そこにホースニップルを接続。

ホースニップルは様々な大きさがありますがネジ径がR1/2というサイズのものを使用するといいと思います。

このロックナット+パッキンゴムで締め付けることで防水措置が簡単にできます。↓

また、架橋ポリエチレン管(呼び径10)は外径が13mmなので同じく13程度のホースニップルを選ぶといいです。

架橋ポリエチレン管の端とホースニップルを、内径13mmのシリコンチューブでつなぎます。

ホースバンドで締め付けて防水します。

「帰り」の配管はこれでいいのですが、「行き」の配管はこの途中にポンプを入れなければなりません。

ポンプは前回もお勧めしたこちら

ポンプに接続するホースニップルはメスねじのこちら(13ミリのがベストなんですが…)

すべてを配管したところ(写真は銅管になっていますが。銅管はコスパ的におすすめしません)

これで配管完了です。

このシリコンホース部分をステンレスフレキ管にするのもgoodです。

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今回の工程を動画でみたいという方は↓の動画の4分20秒あたりから見てみてください。

まとめ

以上が僕がこれまでに経験した方法になります。もっと他にも色々やり方あると思うのでこれが唯一の正解ではないです。参考程度に、オリジナルでやってみてください。

今回は「お湯循環やかん」を作りましたが、熱源を太陽熱温水器にする方法、そして薪ボイラーから熱水を循環させる方法などもあります。

この冬試す予定なのでまた動画にして、このブログで詳しく解説しますねー。

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