田舎暮らしの子供はゲーム中毒に陥りやすい

どうも、モーリーです。

僕たち森家の田舎暮らしは長男の誕生とともに始まり、なんともう11年めになりました。

そりゃ息子もおっきくなるわけだ。

 

さて、悔しいけれど僕らは認めなければならない。

「ど田舎に住むほど、子供はゲームにハマってしまう」という事実を。

 

これ、理由は単純で友達の家が遠いんですよ。

学校も遠い。公園も遠い。

全てが遠いから、親が送り迎えしないとお友達と遊べない。

友達と遊ぶことのハードルがかなり高いんですよね、ど田舎って。

 

遊び相手がいないと、ゲームやyoutubeをひたすら消費し続けます。

それしかやることがないんです。だから、しょうがないなぁとも思うんです。

何度かゲームを取り上げてもみたんだけど、他にやることなくてかわいそうなんですよね。

「子供は自然豊かな環境に置かれても勝手に野山を走りまわったりしない」

この事実に11年目の今さら気づき、向き合っています。

ああ、田舎での子育てって毎日親がキャッチボールや釣りに付き合ってあげる覚悟(と余裕)が必要だったんだなぁ…と。

 

そして周りの島っ子たちを見てもゲーム中毒の子供はすごく多い。

データがあるわけではないけれど、中毒患者の割合は都会より田舎の子供の方が大きいと僕は思います。

前述の通り田舎は遊び場所がないです。一方で都会には公園がたくさんあって、そこに行けば誰かがいる。

そこで体を使って全力で遊ぶ。そんな光景を京都旅行の時にふと、見かけて衝撃を受けた。

都会(あるいは郊外)暮らしの方が実は健康的で健全な子育てができたのかもなぁ。

後悔、とまではいかないけど最善の選択ではなかったような気がして悶々としている。

 

「子供の教育のために自然豊かな環境に移住」は実は子どものためにならないケースがとても多いです。

これから、同じような理由で田舎に移住する人はぜひとも考え直してほしい。

ド田舎暮らしは親のエゴ!

自戒です。

田舎は田舎でも、ほどよい田舎がいいね。少なくともバス通学しなきゃいけない場所は避けたい。

学校は徒歩で行ける距離がいいし、自転車で友達に会いに行ける距離がいい。

どうしても「ど」田舎に住むなら、親が子の遊び相手になる覚悟と余裕を

 

僕がもう一度住む場所を選べるなら「ど」田舎はもう辞めるかな。

ガソリン代も高くつくからね、ほんとにメリットが少ないなと思う。

と、あえて田舎暮らしブームに一石を投じて問題提起してみました。

ま、なんにせよ「子どものために」っていうのはよくないよね。重い。

ド田舎暮らしは親のエゴ!なので「子どものために」なんて思っちゃいけないし言葉にしてはいけない。

ということで私は私のエゴのもと、マレーシアに行ってきます。

 

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