屋根のふきかえ〜垂木と野地板

先日は瓦をおろした記事を書きましたが、今回は垂木と野地板を張り替えたことを記録。南側はともあれ、北側は垂木も野地板も腐ってどうしようもない状態でした。瓦下ろしの時野地板も一緒に剥がしたのですが、垂木はそのまま。大工さんには垂木を剥がすところから今回お願いしました。

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垂木を打っていきます。僕は下から垂木を上げる作業。下から覗いて大工さんの技を盗みます。

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あっという間に垂木を貼り終えました!すごい!

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それから野地板を貼っていく作業。きれいに貼られていきます。この時点で「蘇ったー!」とひとり感動。

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この日は風が冷たくて、大工さんと一緒に「痩せてると骨にしみるわ」と言いながら寒さに耐えていたのですが、なにやら家の中からギコギコ、トンカン音がする…。と思って中をみたら

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ふたりでおもちゃの収納兼机をつくるんだそうで。息子はどんなおもちゃで遊ぶより鋸を持ったり、金槌を振り回してる方が楽しそうでした。家の中でプラレールより、こっちの方がいいね。

 

さて作業も終盤。野地板を貼り終えてこれからルーフィング。

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これがルーフィングかー。初めて見た。ロールをころころと転がして、上からおっきなホチキスみたいなので留めていく。

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下から上に、棟まで貼り終えたところで本日の作業は終了〜。北面完了です。古民家は剥がしてみなきゃわからない、剥がしてみて「ここも腐ってたのか!」と新たに材木を買いに走りにいくという場面もありました。しかしここは僻地熊野川。材木を買うにも車で30分走ります。事前の材料の準備にいちばん神経を使います。

 

さて次は南面!それが終わればいよいよガルバリウムを貼ります。屋根をやりかえるってほんと、蘇るな〜。