さて、いよいよ始まりました!オフグリッドなゲストハウス計画!
ついに、ボロボロの古民家を改装してゆきます。最初は屋根おろしから。これがどえらい作業でしたー!今回はそのご報告から!
昨日、那智勝浦の大工・ペイ君をお呼びして屋根の瓦おろしを男3人で作業しました。
いや〜ものすごく勉強になった!屋根の裏なんて見たことないじゃないですか。瓦をめくると土がびっしり。昔の人は断熱にこんなにも労力をかけてたんやねー。そしてすごく筋肉痛!古民家の急勾配の屋根にも苦しめられながら、なんとか1日で作業を終えました。
ペイ君は「ムネ」を解体し、素人の我々は瓦を剥がしていく。
3人で手分けして、瓦を上から落とす人、キャッチする人、地上に積み上げる人に分かれる。
落としてキャッチ、その落差は1メートル強。瓦を2枚重ねて重さ3キロくらいのワレモノが空から降ってくる。ペイ君が落として僕がキャッチというポジションだったんだけどペイ君やたら矢継ぎ早!慣れてくるとそんなに恐怖はないんだけど、慣れるまではかなりへっぴり腰でキャッチしてました。
瓦を全部おろして土を土嚢袋に詰めて、野地板が姿を見せました。ちなみにルーフィングはぼろぼろに劣化。雨漏りし放題の屋根でしたがこちらは南向きなのでまだマシなほう。
積み上がった瓦と土嚢袋。これでまだ半分。男3人で2時間くらいの作業。
さて午後は問題の北向きの屋根。ビフォーの写真。
雨どころか猿も落ちてきそうな穴があいちゃってます。長年、この状態だったのでもちろん中のモノもそれなりに腐っています。こっちは、素人がのぼるとズボッと別の穴を開けかねないので棟梁が登り、我々が下でキャッチという仕事。
棟梁もたまに「メシッ」という音にビビりながらなんとか瓦をおろしきり、土も回収。
なぜか北側はルーフィングではなく檜皮(ひわだ)で防水してました。面白い。こっちはほぼほぼ腐っていたので野地板もぜんぶ剥がしました。北側は苦戦しながらも、素人の動きが向上したので南側と同じ2時間ぐらいの作業時間で完了。いやー!すっきりした!できるもんなんやなー。
棟梁、お疲れさまでした。30歳という若さで、いろんなことができるたくましい先輩です。
これからもお願いしますといったら「ええで。でも、こき使うでぇ〜」といわれました。ぜひ、こき使ってください!!めっちゃ勉強になるし。いやーこれからワクワク。いい棟梁に出会えました。もし、このブログをたまたま読んでくれて参加したい!って方はお気軽に連絡ください。いつでも人手は募集してます。泊まるところと食べるモノは出せます。09092551300森
それでは今後も作業風景をお伝えしていきますー