こんにちは、モーリーです。あけましておめでとうございます。
2018年中はweb上で、またはリアル上で大変お世話になりました。
さて、2018年はぼくにとって大きく動いた年となりました。
今までがもうホント色々ありすぎて辛すぎたんですけど、辛い中でも頑張り続けたことが徐々に実を結んだという年になりました。地域おこし協力隊として立ち上げた宿泊業、トイレ制作業が軌道に乗り始めて、このブログでも月10万円ほどの収益を出せるようになってきました。
とはいえ相変わらず口座の貯金はすっからかんで貧乏で、なんでかなぁと考えると事業で稼いだお金は次の投資にほとんど回しているからですな。まあ楽しさは倍増しているのでよしとします。新しいことやり続けるってもはや僕の趣味というか生きがいというか、そうしてないと落ち着かない性分なんだと思います。
それを横で楽しんでくれる妻なので、今後も変わらず落ち着かない暮らしが続くかなと思います。それが僕たち家族の幸せの形なのかなと最近感じるようになってきました。ちょっと不安定なくらいが人生楽しかったりするもんです。
安藤百福に学ぶ
年明け早々、安藤百福(日清食品の創始者)をテーマにしたテレビ番組を見ました。僕が人類でもっとも尊敬する人が安藤百福です。
安藤百福は二代目となる息子さんにこう言いました。
「売れるとか生産性とかを最重要視するのではダメだ。世の中をよくすることだけを考えなさい。経営が上手な人は他にいるんだから」
僕は新年早々この言葉にグッと心を鷲掴みされたと同時に身の引き締まる思いになりました。
どうすれば世の中をもっとよくすることができるだろう…
これは常に僕の頭の中にある命題です。でもふとした瞬間に「僕の一生でできることなんて限界があるから、世の中のこと云々より自分の人生を楽しんだ方がいい」という思いに駆られることがあります。
でもそれは大きな間違いで、あの偉大な百福さんでさえ大企業を成して巨大な財を築いてなお、世の中をよくすることを考え続けていたのです。
ちなみに百福さんの理念は「食足世平」=食が足りてこそ世の中は平和である。戦後の飢えた日本の状況から、インスタントラーメンの開発に至りました。商品というのは理念を達成するためのツールであり、世界への意思表示でもあります。
インスタントラーメンは百福にとっての「平和」そのものだったのです。
[quads id=3]数秘術的に今年は9=完結の年
カードのように偶然性から占うものと、手相のように統計的なものから占うものとがあるとすれば、統計的な方の占いが大好きです。
その中で数秘術というものが特に興味があって、なかなか当たってるなぁと思えることが多いので自己分析の手段にも使ったりしています。たとえばそういう本を読んで、あ、統計的にも俺は経理が苦手なんだな。ってわかったりすると無駄な努力をするよりアウトソーシングしよ。みたいな妙な開き直りが生まれます。これって人生を効率よく生きるために結構大事なことなんじゃないかと思うんですね。意外と自分を客観的に評価してくれる存在は少ないものです。
同じように人生を効率化するために先に知っておいた方がいいものとして、数秘術でよく言われる「人生は9年サイクル」というもの。人生は1年ごとに「発展→協調→創造→安定→変化→愛情→休息→充実→完結」というサイクルを辿り、9年で完結するのだそうです。
これをふまえて過去を振り返ると面白いほどズバリ当てはまっていました。今年は「9」で完結の年。2011年からの動きが今年完結するのかー!わくわく。
今年私はどのサイクル?って思ったあなたに計算方法を以下に示しておきます。
8月7日生まれの人の今年(2019年)の個人サイクルの数字は以下の計算によって求められます。
2+0+1+9+0+8+0+7=27
2+7=9
というわけで今年の僕のサイクルは9。つまり完結の年、と計算することができるのです。
「1」・・・発展
「2」・・・協調
「11」・・・動揺
「3」・・・創造
「4」・・・安定
「22」・・・大波乱
「5」・・・変化
「6」・・・愛情
「33」・・・激動
「7」・・・休息
「8」・・・充実
「9」・・・完結
過去を振り返ると本当に自分の歴史にぴったり当てはまっていてビビります。
2011が発展(そういえば311からいろいろ始まった)、
2012が協調(旅をしたりお金稼いで心を調整)、
2013が創造(BARを開業した)、
2014が「22」で「大波乱」(長男誕生!和歌山移住)
2015は変化(地域おこし協力隊になる)
2016は愛情(次男が生まれる)
2017は休息(休憩したつもりはないけど水面下でいろいろ)
2018は充実(やっと芽がでてきた!)
振り返るとこの8年間は2011年から始まったサイクルだったのです。
311の東日本大震災でがらりと生き方や信念を変えて、新しい「答え」を探して生きてきました。その完結編が今年になるのです。今年が完結編だということを知っている僕は意識的にまとめ作業に入ることができます。逆に今年全く新しいことを始めたり旅に出たり住む場所をリセットしたりというのはきっとうまく行かないのだと思います。だから、今年の自分はどのフェーズにいるのかを意識することはとても大事なことのように思います。この逆算ができると力の入れ場所がわかるので、そういう意味で効率的だと僕は思っています。
今年は薪ストーブの年。そして熊野を離れる。
そういうわけで今年は完結編=まとめにさしかかりますよ。
これまでオフグリッド、コンポストトイレと力を入れてきました。電気と下水の自給。そうなるとあとは「熱エネルギー」の自給です。今年は薪ストーブを開発します。
給湯もできる薪ストーブ!?暖房にもなる薪ボイラー!?モーリーの次の発明、動き出すよこれはもう、本気で取り組みますので、見ててください。そしてもしよかったら応援してください。またクラウドファンディングに挑戦する予定です。
今年このプロジェクトを達成したあとのことですが、達成してみないと「次に何を目指すか」はわかりません。ただ、いま鮮明なビジョンとして持っているのは熊野を離れるということです。
5年間熊野に住んでみてどうも自分たちの肌には合っていないな、という感覚が最初から拭えずにいましてようやく「この先も無理だ」と諦めがつきました。長男が小学校に上がるタイミングというのもありますので、この機会に熊野を離れようという気持ちになりました。それから日本の政治状況を見ていても、また自然災害の状況を見ていてもこの先安心して暮らせるかは疑問だらけです。どう考えても今の日本の政治は健全ではありません。いざという時のために日本以外の選択肢も用意して「いつでも出れる」状態を作り出しておかなければなりません。
僕たちの最優先事項は「SURVIVE」であるそういうこともあってこれまで広げ(すぎ)た風呂敷をたたむ作業も並行しつつ、新しいプロジェクトもしっかり成功させつつ、という感じでかなり慌ただしい一年になりそうです。
なので元旦から焦っています。やること多いなー2019年。
そういうわけで、2019年もどうぞよろしくお願いします!!(←無理やりまとめ)