やっほう、モーリーです。
久しぶりに居候を受け入れました〜!これまで述べ3名ほど居候を受け入れてきましたが今回は初の女子!
いやぁさすが、非電化工房の弟子。
ただの女子ではなかった…!
一緒に何しようかな〜といろいろ考えてたんですが、DIY力ありすぎて想像以上に作業が進みました。
居候プログラムとは
まず僕が居候を受け入れたのは昨年春からなんですけど、
「半日の労働と引き換えに寝る場所と食事を提供」という条件で募集しています。昨年の夏に最後の居候を受け入れてからは積極的には募集もしていなかったのですが、今回はツイッター経由で「居候させてもらえませんか!」と連絡をくれたので「じゃあ、ぜひに!」という流れでした。
なんか面白そうな人だったし。
居候くん、かなり成長して帰ったよ!【随時居候募集中】非電化工房出身「あべゆか」とは
あべゆかちゃん(@abeyuka_ )は山形出身の26歳。元保育士で2年勤めて「これじゃない」と思ったみたい。それから思い立って非電化工房の弟子として1年間藤村先生のもとで修行を積んだそうです。
それからは軽トラの上に「モバイルハウス」を積んで(これは自作だそう)、全国各地を旅して暮らしています。
で、彼女の飯の種は何かと言うと「ワークショップ」。
全国各地で「ソーラーフードドイラヤー」っていう装置を作成するWSをしているようで、ブログやツイッターから依頼が入って、モバイルハウスでそこに駆けつける、といった感じで収益を出しながら全国を漂っています。
干し野菜とかドライフルーツとか、ちょっと作るの手間だしなぁ〜と思っていたけど、あべゆかちゃんのこの装置は本当に1日干しただけでかなり水分量が減って見事な「ドライ」が完成していました。太陽の力ってすごい。あべちゃんなき今、いまさらこの装置欲しくなってきたョ…
今後あべちゃんは東海〜関東〜北信越あたりにむかうようなのでそっち方面の方で「呼びたい!」と思った人はぜひ声かけてみてくださいね〜→@abeyuka_
あ、すでに決まっているのは以下の日程だそうです。
5日間でやったこと
あべちゃんがどのくらいのスキルがあるのかわからなかったのでこう訪ねたんですね。
モーリー
あべゆか
モーリー
ってことでまずはコンクリート練ってもらった!
んで一緒に木材置き場となる「軒(のき)」を作ったよ!
これはふたりで割とすぐ完成。いやー、DIYできる人と仕事すると進むのめっちゃ早い。
それからずっと僕が作らなきゃと思って手が進まなかったやつ。バッテリーのカバー。土間にバッテリー置いてるんですけど埃がたまるんですよね。あと小さい子が間違えて触っちゃうのも危険だし。ってことで作ってもらったのがこちら。
全部うちの端材だったり倉庫に眠ってた建具だったり。それらをうまく組み合わせて、蝶番もつけてくれてかなりいい感じのカバーを作成してくれました。これに関してはイメージ伝えて丸投げしちゃったんだけど想像以上にいい感じで仕上げてくれました!
あとは屋外の男子小便小屋。や、これに関してはかなり無理を言いまして、構造は一緒に協力して作ったのですが最後の肝心の便器部分。これを「男子が立ちションする気持ちで!」と無茶振りしたにも関わらず完璧に仕上げてしまう彼女。
いや〜これで快適な屋外男子トイレがほぼできあがりました(これから壁を貼ったり照明設置して完成)。
てなわけであべちゃんの成果物は
- 軒
- バッテリーカバー
- 男子小便小屋
です。予想以上の成果に僕も驚きを隠せません。あべゆかちゃんすげー!
あべゆかが何者でもないうちに
あべちゃん @abeyuka_ が居候に来てくれて3日目。
目に見える成果物がたくさんあって彼女のスゴさを実感中。
「こんな感じで作っといて〜」とざっくりお願いしても形にしてくれる、スーパーDIY女子です。 pic.twitter.com/al8o8sTIit— トイレのカリスマ(モーリー) (@yusukemori87) 2019年2月14日
あべちゃんはとっても明るくて、適度に図々しくて、こちらにも気を使わせないので一緒にいてとても居心地のいい女性だった。 これからどうなるんだろう…と将来を楽しみに思えてならない存在です。彼女の柔軟性、そしてスポンジのような吸収力はそのまま彼女の伸び代だと感じました。
今はモバイルハウスで各地を旅しているけれど、きっと然るべき場所に流れ着いて、今後メキメキと力をつけていくんだろうなと思います。
だから今の「まだ何者でもないあべちゃん」が各地をふらふらしているうちに、ぜひ彼女に仕事を依頼して呼んであげてください。安く呼べるのは今のうち「将来この人はどうなるんだろう」と思える存在は貴重です。まだ何者でもない、そんな時期に会えたのは僕にとって幸運でした。あべちゃん、今後も動向見守ってます。よき人生を!