コンポストトイレrelifeの作り方①土台となる箱を用意しよう

こんにちは!トイレ作家のモーリーです!

さて今日から数回に分けて「コンポストトイレrelifeの作り方」と題しまして、作り方を徹底解説します〜。ぜひこれを見てDIYでトイレを製作してみてください。

また、以前に書いたこちらの記事「コンポストトイレ「RELIFE」自作DIY完全マニュアル」もご参考いただけますが、実はこれを書いたときからちょこちょこと仕様を変えたということもあり、ぜひ今日からお伝えするシリーズの方をご参考いただければと思います。

コンポストトイレ「RELIFE」自作DIY完全マニュアル

RELIFEの構造の概要

RELIFEはこのような構造になっています。主に箱部分、便座部分、という感じです。

今日はこの、箱部分の作り方についてご説明します。

 

まずはイエローコンパネで下地となる箱を作る

RELIFEの場合は、

  • 内側をできるだけ防水加工にしたい
  • 外側を自由なデザインにしたい

という思いから、イエローコンパネで箱の下地部分を作っています。

ちなみにイエローコンパネのサイズは12mm 900×1800

AMAZONにはなくて、楽天にはありました。送料無料で2200円くらい。ホームセンターで買うと1500円くらいです。

 

箱のサイズは外寸で576×370×502mmです。

この4面の接合はわずか12mmの厚みに下穴を開けて細いビスを打ち込んでいます。

僕には到底できないので木工作家さんにこの箱作りは依頼しています。

20mm厚のカラー板を貼る

さて、ここがRELIFE「らしさ」とも呼べるカラフルな外観。

このような78×502×厚20mmの板を24枚貼り付けています。

箱の内側からビスで二箇所ずつ留めているのですが、下穴はこのような皿取錐で開けています。

スターエム 皿取錐 №58S3X8MM

ビスを打ち込んだらこんな感じに。

それから板と板どうしは4〜5mmの隙間を開けています。

板じゃなくてもタイル張りにしてもいいし、おしゃれにアレンジしてくださいなー!

四隅に補強

さて、このままでも強度はまあまああるのですが、不特定多数の人が座るので補強を入れておきます。

before
after

このときに端っこのビスが隠れるために、補強は最後にしています。

本当はコンパネの箱を作る段階で四隅に柱を入れれたらいいのですがやむをえず、僕はこの順序です。

どんな箱でもいい

ここまでRELIFEの箱の作り方を解説しましたが、土台の箱はいちばん、「お好きにどうぞ」な部分ですね。

廃材エコヴィレッジさんのコンポストトイレの外観をシェアします。

重要なのは

  • ある程度の高さを出すこと(「自然にカエル」と「大小セパレーター」が干渉しあわないようにするため)

くらいです。

あと、内側が汚れたり濡れたりすることも多々あるので内側だけ防水性があると、拭き取り掃除などがラクちんです。

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次回攪拌の穴を開ける極意

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回は、「自然にカエル」の加工のお話と、それにピッタリな穴を開ける極意を解説します。

それでは、またー!

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