こんにちはモーリーです。
現在クラウドファンディングに挑戦中。
今回はコンポストトイレの商品開発のための資金調達にチャレンジしています。
さて、このコンポストトイレ。
堆肥にできたり、災害時も安心、っていう用途がパッと思いつくところなんですけど
意外にも衛生許可も通っちゃった、じゃあいろんなことに使えるじゃん、というのが今日のお話。
Contents
guesthouse ikkyuはコンポストトイレで簡易宿泊施設/飲食店のダブル許可取得
僕が経営するguesthouse ikkyuはオフグリッドな古民家ゲストハウスです(住居は別)。簡易宿泊業の許可を取得して一応合法的に運営しています。
自慢のバーカウンターでは宿泊のお客様に食事が提供できるように「飲食店許可」も取得しています。
つまり、簡易宿泊施設と飲食店のダブル許可を取得しています。
自治体にもよると思うんですけどこれらの許可には「保健所」と「消防」の許可が必要になると思われます。
オフグリッド(=電力会社から電線を引かず、ソーラーパネルとバッテリーで電気をまかなうスタイル)でも許可が取れた、ということにまず驚きなんですけど
コンポストトイレでも保健所さんがOKしてくれたんですよ。
あらまーすんなり通っちゃった、大目に見てもらったのかな、と思って食品衛生法の基準を調べてみました。
(ア) 便所は、原則として、施設専用で、従事者数及び客数に応じた規模のものであり、かつ、ねずみ、昆虫等の侵入を防ぐ構造を有すること。
(イ) 便所には、流水式手洗設備及び手指の消毒設備が設けられていること。
「トイレは水洗でなければならない」とか
「ぼっとんトイレまでならギリギリ可」みたいな
そういったトイレのスタイルに関する記述は見当たりませんでした。スタイル不問。
だから、保健所のチェックが入った時も、「え、これがトイレですか」って担当の方は困惑はしていたけど、特にこれを不可とする理由も見つからなかったためにOKを出したのだと思います。
これはなんという抜け道!そして、前例主義の公務員業界において僕が前例を作ってしまったぞ。
カッコよく言うと「風穴を開けてしまった」感じ?(笑)
これは…コンポストトイレ、置くだけ簡単設置だしいろんな場面で使えるかもしれないなー!
昔の家をリノベして店舗にする人
店舗にコンポストトイレを導入している香川県の「らくだや」さん
写真引用;廃材天国でエコ&ロハスな自給自足
古民家再生ってもう流行りを越えて新たな文化になりつつあるけれど
そんな素敵古民家の夢を抱いて借りた家がぼっとんトイレだったなんてことはよくある話。
多くの人はここで「浄化槽を設置して水洗トイレにリフォーム」って考えますよね。
でもそのリフォームは多くの場合数十万、あるいは百万近くの莫大な費用がかかってきます。
そのムダな工事ちょっと待ったー!
コンポストトイレrelifeなら10万円で購入できて工事不要。
しかもコンポストトイレなんて珍しいからインスタ映えを狙ったお客さんなんかも来るかもしれませんよ。
インスタで#コンポストトイレ を検索するとたくさん出てきます。
↑コンポストトイレにはナチュラルな空間が似合いますね♪
あとになってやっぱり水洗がいいと思えばお金が貯まってからリフォームしたらいいんです。
成功するかもわからないうちから、トイレリフォームに莫大なお金をつぎ込む前にとりあえずコンポストトイレでスタートするっていうのも一つの手ではないでしょうか。
住居兼店舗など〜トイレの数が足りない時の数合わせに
飲食店であれ、宿泊施設であれ、お店と自宅を一緒にする場合にトイレの数を複数個以上用意しなければならないと言われることがあります。
要は、家族用とお客さん用のトイレを分けなさいと。そういう決まりがあるそうです。
でもトイレを増設せよってかなり難しい話だと思うんですよね。お金もかかるし、賃貸の場合大家さんの許可も得なければならない。
そんな場面でもRELIFEなら置くだけ簡単設置。
もし実際には使わないとしてもカムフラージュとして数合わせ的に使えちゃうんです!
会社の社員数が急増したイケイケな会社
オフィスにもトイレの個数に関する法律があるそうですよ。
二 男性用大便所の便房の数は、同時に就業する男性労働者六十人以内ごとに一個以上とすること。
三 男性用小便所の箇所数は、同時に就業する男性労働者三十人以内ごとに一個以上とすること。
四 女性用便所の便房の数は、同時に就業する女性労働者二十人以内ごとに一個以上とすること。
社員数が急激に増えてトイレの数が足りない…とお悩みの社長さん、RELIFEなら手軽に増設できますよー!
もっといろんな場面で
もっといろんな事例を探して紹介したかったのですがとりあえず今日はこのくらいで!
とにかく言いたかったのは
コンポストトイレは法律的にも「お前をトイレと認めない」とは言われてはいないということ。
食品衛生法的にも、コンポストトイレが引っかかる文章は見当たらなかったということ。
だから、いま開業に向けて準備中で
「あ〜トイレの改装費高いなぁ。このお金をもっと内装とかに回したいなぁ」
とお悩みの方はぜひコンポストトイレの導入もご検討くださいまし!
※自治体によって判断は異なると思うので必ず事前確認を。
和歌山では僕が前例を作ったので、和歌山県ならどこでもOKだと思います。
日本各地で前例作っちゃいましょー!(^ ^)
クラウドファンディング残り6日!頑張ります。