モバイルオフグリッドシステム二号機完成しました。

こんにちはー。最近ピザばかり食べているモーリーです。なんだかうまく焼くコツを掴んできたかも。

さてさて、今日はタイトルの通り、モバイルオフグリッドシステムの二号機を試作したのでその工程をサクッと説明します。

1号機を試作したときの記事はこちら。

【試作】モバイルオフグリッドシステムを構築してみたのでその方法を全部教えます

前回はFRPのケースを採用していたのですが、サイズ的にバッテリーが1個しか入らないこと、パネルと一体化できないことなど課題がいくつか残りました。

それで、今回はモデルチェンジ!一号機が売れたら二号機を作ろうかと考えてましたが、もう頭の中にアリアリとイメージが湧いていたのでいてもたってもいられず。一号機を解体して二号機作成にとりかかりました。

モデルは藤野電力さん

友人から「こんなのあるよー」と送られてきた3枚の写真。これだ!!と僕の脳内スパーク。

こんなやつ作りたかったー!

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スタイリッシュで、よい。

たぶんこれは金属板を使用しているように見えるんだけど、僕は溶接の技術がないので木工でつくってみましたよー。

作ってみた

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三角型のいれもん作って、パネル設置部分にはオフグリッドソーラーさんで購入したパネル架台金具。

http://offgrid-solar.jp/shopdetail/015001000006/015/001/X/page1/recommend/

そこに、ものタロウで購入したワールドダクターというレールを設置。

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https://www.monotaro.com/p/4512/6024/?displayId=5

それからソーラーパネル用おさえ金具でパネルを固定します。

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https://www.monotaro.com/p/1938/4898/?displayId=5

じゃん!

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(ちょうどいいサイズのパネルがなかった…)

これは210Wのパネルなんだけど100Wくらいのサイズだとちょうどよさそう。下のパネルのサイズを想定して作成しました。

あるいはオフグリッドソーラーさんの中古パネルのこちらもサイズ的にはよさげ。

中はこんな感じ。

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100V家電も使用できる!

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底面には4角にキャスターをつけて移動しやすい仕様にしています。

使用した材料とお値段

今回、オフグリッドシステムに使った材料は

  • 24Vインバーター(500Wまで)
  • チャージコントローラー tracer 2210A
  • バッテリー2個

 

また、三角型のいれもんには

  • パネコート(¥1400)×2枚
  • 溝入り角材45mm(¥1600)×2本
  • キャスター(¥500)×4個
  • その他廃材

以上です。

トータルでかかった費用は62099円。

スペックとしては210W発電の、蓄電能力は2760Wh。バッテリー2個を直列で繋いでいます(24V)。

もし、100W発電18V5.5Aみたいな太陽光パネルを使用する場合はバッテリーを並列(12V)でつないでやる必要があります。その場合は使用するインバーターも変わってきます。

これだけの蓄電量があれば電動工具やドライヤーなんかも使用できそうです(ただし、インバーターのスペックが不足するかもしれません)。

反省点

今回作る前からわかってたことなんですが「防水性」がないということ。

雨の日にはシートをかぶせる必要があります。突然の雨なんかには対応できないのでそこが難点。

うちの場合は透明の庇があるので、雨に打たれることなく軒下発電でいけそう。

ただ、水の侵入経路は限られてくるのでそこをカバーすれば比較的簡単に防水性もクリアできそうです。

 

それから総重量が重すぎました…コロコロと移動させてたらコンクリートの上は大丈夫だったんだけど砂地にキャスターがはまり、ぐりぐり動かしてたらキャスターさん逝ってしまわれた…

あ、あとキャスターは4つもいらなかったですね。うしろ2つでよかった。4つもキャスターついてると勝手に動いて暴れ出す可能性があります。

傾けて動かす時の手持ち部分は今回は作れなかったけど、この重量に対応できる持ち手を作るのも難しそう。

 

といった反省点でした!もっと説明したいこといっぱいあるけど今回はサクッと終了します。

興味のある方はぜひ真似して作ってみてください〜(あるいは受注生産いたします)