横浜からこんにちは、モーリーです。
【発電もできる薪ストーブプロジェクト】動き始めています。
給湯もできる薪ストーブ!?暖房にもなる薪ボイラー!?モーリーの次の発明、動き出すよさて今日は発電の相談をしに、こちらの会社の社長さんに会いに横浜にきています。
“「すべての廃熱を電力にしつくす」 ~捨てられてる熱、そのままはモッタイナイ~ 熱電変換技術で、熱を電気に変えて 有効活用する提案をします。”
痺れるコンセプト。モッタイナイエナジー、注目の企業です!! https://t.co/AteD1VavY2 pic.twitter.com/P4d703eQPe
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月11日
「これらのガジェットや私たちの安価(価格は未定)なユニットが注目されたら、多くのプレイヤーが参入し、熱電発電市場も盛り上がるでしょう。今後必ず、熱電発電は世の中に浸透する発電になります」 これから大注目です…! https://t.co/Ul1NNtAZRV pic.twitter.com/rxqyPAlV9f
— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2018年12月11日
モッタイナイエナジー社の発電モジュールは冷水と温水の温度差を利用したゼーベック効果を利用した仕組みです。温度差さえあれば発電可能です。ゼーベック効果はV = α ΔTの式で表され、発電量はΔT=温度差の大きさに比例します。
ここのすごいところはまずこのユニットの発電効率。100度以下(低温側が10度、高温側が95度)の熱源では12kW/㎥の発電能力を持つというので驚きです。
うちのこの宿で1.6kWくらいなのでそれに匹敵する発電能力が、たった1㎥ちょっとで得られるというのは画期的ではないでしょうか(実際すごく画期的なのです!)。
どんな製品なの?
モッタイナイエナジー社の発電ユニットはこのような外観。これが1ユニットで約10W発電だそう。
左右上部に見えるのが温水、冷水を流す管。中央に縦に重なるように取り付けられているのが熱電発電モジュール。2017年春に一般販売を予定している
画像;工場排水の「熱」が電気を生む!? “モッタイナイ”発電ユニットとは?-EMIRA
この発電ユニットは積み重ねて使用することができ、拡張性があるというのが特徴です。
つまりこのユニットを30個接続すれば300W発電のユニットができるし、100個繋げれば1kWの発電能力が得られる。自由度が高い!
ただ、発電に必要なものは「流水」です。流れる冷水と、流れる温水。温泉や、工業廃水にはこれがバッチリ使用できるんだけど(そのために作られたようなものです)。僕の薪ボイラーと合わせる場合はお湯をひねっている間しか発電しないってことです。これがちょっとネックだなぁ、と思いました。
このユニットを使う場合のメリット
このユニットを使用するときのメリットもあります。
この発電ユニットと組み合わせる場合、ストーブと発電機能はセパレート構造になります。なのでオプションで購入していただける。別に発電はいらないよ、ボイラーとストーブだけでいいよという方は注文しなければいいのです。
そこが一体化構造と違ってメリットでもあるなぁと感じましたが…。
う〜ん、ちょっとまだピンとはきてないかなぁ!
発電薪ストーブ制作進捗。
高性能な熱発電モジュールを開発しているベンチャー企業、モッタイナイエナジーの西当さんと会って来ました。
構造、スペック的には素晴らしいですが予算がちょっと…といったところで正直まだピンとは来てないけど、とてもいいお話を聞けました。
ありがとうございました‼️ pic.twitter.com/ziFJClCYT3— オフグリッドライフ発明家のモーリー (@yusukemori87) 2019年2月7日
西当社長には熱発電業界のことなど色々教えていただきました、本当にありがとうございました!
とても勉強になりまして、いろんな可能性が見えたので次の展開に繋がりそうです。
横浜の現場からは以上です!